たのしくブログ習慣の人体実験中...

やらされ感の仕事と夢中になってやる仕事

同じ仕事をするとして、
嫌々やらされ感でやる仕事と、
夢中になってやる仕事。

どちらがいいでしょうか。

今日は会社の部下との面談がありました。

年に2回、上期と下期で目標をすり合わせるタイミングだったのです。

部下が掲げた目標は
表面上はまっとうなことが書かれているのですが、

気になったのは部下の楽しそうではない表情でした。

そこで、
部下に尋ねたのが、

部下のビジョンでした。

会社ではなく、
部下のビジョンです。

自分はどうなりたいのか、
会社という箱は抜きにして考えたうえで、
そのうえで会社の中でどうしたいのか、

というのをコーチングスタイルで
話を引き出していきました。

そこで出たのは、
システム開発をしてお客様の笑顔を増やしたい
という内容でした。

このビジョンを語っている部下の表情はとても楽しそうでした。

次に尋ねたのが、
そのビジョンを踏まえたうえで
どんな目標にしたいかということです。

すると、
冒頭で出た目標と同じものもあれば異なるものもありました。

異なるものは、自分のビジョンから出たものなので、部下本人としても腹落ち感があります。

冒頭で出た目標と同じものについても、部下の心持ちが明らかに変わりました。
その目標を達成した先には、自分のビジョンとつながっているということが見えたからなんです。

同じ仕事をするとしても、
頭で「やるべき」という思考で考えただけのものよりも、
心で「やりたい」と感じたものをやるほうがやる気もわいてくるものです。

会社の仕事が嫌だなぁって思ったときには、
少し視野を広げて、自分のビジョンを踏まえたうえで仕事を設定してみると、きっとやる気も出てきます。

あなたはどんな仕事の設定をしますか?