(Photo by Jessica Ruscello on Unsplash)
何かを学ぼうとした時にたくさんの知識を頭につめこもうとします。
つめこむ素材は時には膨大になり、途方にくれることってありませんか?
読んで満足していた過去
以前の私は、本を読んでも読みっぱなしで何も行動に移せない人でした。
本を読むと、読んだ後ってとても気分が高まるんですよね。
「やったー!読んだぞー!」って。
そして、次の本を読みはじめる。
本を読んだ冊数を意識してたくさん読むという目標を立てていたこともありました。
けれど、読んでも読んでも現実は変わりませんでした。
骨肉化するということ
ある日、本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」という本を読んだんです。
参考 レバレッジ・リーディングそのときに書かれていていたのが印象的でした。
それは、読んだ本の内容で自分の気になる部分だけを抜き出したもの「レバレッジメモ」が紹介されていたのです。
何百ページにも渡る本がたった数枚の紙の中におさまっていることに「なるほど!これだ!!」って大きな気づきを得たのを覚えています。
そのレバレッジメモは、何度も何度も読み返すそうなんです。
そして、そうすることで自分の骨となり肉となっていくのです。
その後の私の読書スタイルは変わりました。
本を読むときは読みっぱなしにせずに、レバレッジメモを書く。
そしてときに読み返す。
そうすることで、少しずつ自分に吸収してきました。
メモから現実に落とし込む
本を読んで一番自分の身に変化のあったのは、
習慣化コンサルタントの古川武士さんの「「続ける」習慣」です。
参考 「続ける」習慣1ヶ月に1個だけ習慣化したいものを決めて実践していくのですが、1ヶ月の中で不安定な時期や飽きてくる時期などのシーンに合わせて打ち手が書かれていてとても実践的な内容でした。
Evernoteに1ヶ月ごとの習慣化ノートを作って実践していくことで、おもしろいぐらいに習慣化が身についていったのです。
本を読んでメモをして読み返す。これは知識を吸収していくのにはいいのですが、さらに実践が必要なものについてはメモから現実との橋渡しをすることで、本で読んだことを自分に落とし込んでいけます。
本から自分は何を学びたいのかという目的次第でどのように現実に落とし込んでいくかが変わっていきます。
いかがでしたでしょうか。
もしあなたが膨大な知識に埋もれて疲弊しているようでしたら、ぜひ紙に要点だけ抜き出して情報を絞ることをおすすめします。とてもスッキリしますし必要な情報が骨肉化できますので。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今はお盆シーズンということもあり、通勤電車がとてもすいています。いつもの特急列車がさらに快適になっているのを感じます。おかげで集中できています。