(Photo by David Brooke Martin on Unsplash)
とりあえずやってみる。そこで見えることがある。
今お勉強中のコーチング。
はじめてコーチ役で練習をしたときはボロボロでした。
ボロボロのコーチ
コーチングは、クライアントの目標達成や課題解決を支援する強力なアプローチです。
会話をしながら、さりげなく質問を織り交ぜながら、クライアントに気づきを与え、やる気を起こさせ、行動を促していきます。
コーチになるには、練習がとても大事になるわけですが、最初はボロボロでした。
コーチングの練習仲間と、お互いがコーチ役、クライアント役という形でセッション(会話)を進めていきます。
一番最初は、座学で学んだことをなんとなく復習して、臨んだわけです。
けれど、座学でやるのと、コーチ役で実際に話をするのとでは、まったくわけが違います。
会話の中で学んだことが頭の中でグルグルと回るし、一方でクライアント役の人の会話には耳を傾けないといけない。
さらには30分という尺の中で会話を組み立てて、目標設定から行動を促すところまでやる必要があります。
一度にやることが多すぎてパニック状態で、全身いやーな汗が流れました(笑)
最初のお相手は、プロコーチの試験を受けたばかりの超できる人。
その方と比べるのは完全に間違っているのですが、自分がいかにできないのか、と叩きつけられたような感じがしました。
一転うまくいった
その一週間後に、別の人と練習をする機会がありました。
正直、その人との約束がなければ、セッションの練習をしようとは思えませんでした。
もう、トラウマ状態なんですよね。
けれど、会話を開始してみると、
意外なぐらいにスムーズに会話が進みました。
そのセッションが終わったときに前回との違いなどを考えたのですが、
・最初にアイスブレイクをやり信頼関係を気づいた
・前回よりも流れをシミュレーションしてできた
・自宅で落ち着いた環境でできた
というのが浮かびました。
ドキドキを超えた先
違いの部分は、
前回の反省があったからこそやった行動です。
二回目のセッションがもし最初のセッションだったら、ここまでスムーズにできたかというと、そんなことはないと思います。
まずは一回目があったからこその二回目だと思うんです。
なんでもそうですが、
座学から実際にやってみるのとでは、雲泥の違いがあります。
最初は転ぶことはむしろ当然。
自動車の免許のときもそうで、
最初は座学ぽいことをやり、
・車のエンジンをかけるのにドキドキ
・アクセルを踏んで車を動かすのにドキドキ
・教習所で車を走らせることにドキドキ
・公道で車を走らせることにドキドキ
・高速道路で車を走らせることにドキドキ
というように、ドキドキポイントがありました。
けれど、そのドキドキを恐れていてはいっこうに何も進みません。
今回の最初のセッションもそれをやったからこそ改善点が見えましたし、二回目はうまくできるようになったのです。
ついつい、頭でっかちで、計画立てて準備をしてから臨もうと思うふしがあるのですが、それよりもとりあえずやってみて、気づきを得てチューニングするほうが早いし、確実だということを身を持って体験しました。
いかがでしたでしょうか。
もしあなたが、何かをやろうとしているけれど、一歩を踏み出せないというときは、あまり重たく考えず、とりあえずやってみるということをおすすめします。きっと道がひらけますよ。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
昨日も家のぷち片づけをしました。そこで出てきたのはおにぎり。本物ではなくて、食品サンプル工房で買ったもの。このおにぎりを見ていると癒やされます(笑)