(Photo by Joshua Harvey on Unsplash)
会社の仕事も、プライベートの仕事も、プロジェクトに関する活動をいつもしているのですが、その中で大切な視点があります。
それは、
要素としての全体像をとらえる視点
時間軸をとらえる視点
の2点です。
全体像をとらえる視点
プロジェクトでは、
専門の違う複数の人たちとゴールに向けてともに動きます。
よくあるのが、
なんとなくな感じでプロジェクトを進めてしまうのですが、それだとうまくいかないリスクが高いです。
なぜならば、
考える要素が多岐にわたるからです。
スケジュール、コスト、調達、人的資源、リスク、コミュニケーション、品質、ステークホルダー。
そららを俯瞰して見る視点。
これは、世界標準と言われるプロジェクトマネジメントの手法PMBOKを参考に書いたものですが、いかがでしょうか。
見る視点って多いことがわかりますよね。
スケジュールやコストというのは意識が向きやすいのですが、リスクやステークホルダー(利害関係者)というのは意識が向きにくいものです。
でも、要素が1つでも欠けると、それが引き金となってスケジュール内にできなくなったり、コストが膨れ上がったり、ひどい場合は中止となることだってあります。
時間軸をとらえる視点
もう1つの視点は時間軸です。
プロジェクトはGOALに向かって動くわけですが、当然GOALには期限があります。
WEBサイトの開発であれば、公開して利用者の目に触れるタイミングですし、
セミナーやイベント開催であれば、イベント当日のタイミングです。
当日だけのことだけを考えればいいかというとそんなことはもちろんなくて、事前準備で多くのことをやる必要があるわけです。
時間軸という観点からも、
イベント前>イベント(中)>イベント後
というのがあれば、
イベント前だけでも、WEBサイトであれば、
要件定義>設計>開発>テスト
という工程もあります。
イベント(中)については、
セミナーなどであれば、何時から何時までが何のセミナーなのか、そのセミナーの中でどのような順番でどう進めるのか、というのをおさえておく必要があります。
また、イベントを開催したら終わりではなく、イベント後も何かと作業がいるものです。
さらには、
誰かから誰かに作業のバトンを回すというのも時間軸の流れで行うものです。
ポイントは可視化
上記のように、2つの軸はどちらも複雑で重いものです。
ちょっと考えてもやることは膨大だし、そっと蓋を閉めたくなる衝動にかられるかもしれません(笑)
そこでポイントとなるのが可視化です。
可視化のいいところは、頭だけで考えても整理のできないことを、言葉や写真、表や図・イラストをまじえて整理ができるというところです。
そして、
プロジェクトに慣れていくためのおすすめは、
最初はとっても小さな規模のイベントをやってみることです。
小さいといっても、考える要素は大規模なものと同じなのですが、シンプルな場合が多いのでとっつきやすいんです。
編集後記
今日は手帳のことについて同僚と盛り上がりました。