今年は(も?笑)興味のあることに色々と首をつっこみ、しばらくお休みしていたブログですが、友人たちの活動から背中を押されてひさびさの投稿です。
ちょうど1年前にも書いていましたが、今年もWSD(青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム)の仲間たちとアドベントカレンダーをつくることになり、1枠参加させていただくことになりました。
今回は、WSD受講後のワークショップ関連の活動について、1年を振り返ります。
どきどきわくわくオンライン合宿
WSD受講後にたくさんの先輩方と交流をさせていただく機会をいただいていますが、一番印象的だったのが合宿です。2日間オンライン上でワークショップ合宿を開催するという案内を見て、直感で「楽しそう!」と思い、のりと勢いで申し込みました。
最近こういうパターンが多いのですが(笑)、申し込んだあとで「おぅ、申し込んじゃったよ、、、ドキドキ」とじゃっかん動揺です。
当日、ZOOMでつないでみると、やさしく声をかけていただけ「ホッ」。すぐに場に馴染み、たのしい時間を過ごすことができました。
旅情ワークショップ、ジェンダーを考えるワークショップ、ゲームワークショップ、利きビールワークショップなどなど。先輩プレゼンツのワークショップをありがたく体験させていただきつつ、学び多き、笑いも多い時間をすごしました。
オンラインでZOOMでつなぐのがあたりまえになっている現在ですが、リアルと比べるとどうしても親しくなるのに時間がかかる印象があります。でも、今回はみっちり2日間みなさんとつなぎつづけたので、初対面でもぐっと心の距離間が縮みました。またリアルでも会いたいなぁ。
アドベンチャーとの出会い
今年チャレンジした中でもトップ3に入るのが、アドベンチャーとの出会いです。
WSDの先輩から「PAJ(プロジェクトアドベンチャージャパン)のファシリテーターになりたい人求む!」という内容の案内を読んで、これまた直感で「楽しそう!」と思い、申し込みました。
PAJは、アドベンチャーの体験から学ぶ体験学習を提供している団体です。アスレチックのような場所をつかい、みんなでチャレンジをしていくプログラムを組んでいます。
実際に体験してみたのがコレ。
楽しそうでしょ。
でもですね、かなり怖いんです(笑)
まるでバンジージャンプのように、高い場所から勇気をもって飛ぶのですが、地面にはマットもネットもありません。もちろん命綱はついてますが、命綱はどこにつながっているかというと、仲間たちの手につながっています。そう、仲間たちがしっかり握ってくれているから地面に叩きつけられないしくみなんです。仲間たちが手を離したら、、、想像もしたくありませんが、危険をともなうチャレンジなんですね。
このようなチャレンジをすると、自然と仲間を大切にする気持ちが芽生えますし、命を前にすると小さな悩みなんてふっとびます。
このようにして、チームビルディングで活用することができます。
そして、このチャレンジの過程でさまざまなことが学べ、学んだことを実生活へ活かすことへもつなげていけるようなプログラム提供をしています。
WSDで学んだプログラムデザインとファシリテーションの下に、セーフティーデザインという土台を持っているような感じです。
今年は体験講座を受講し、来年からはファシリテーターとして活動ができるように、少しずつ実践をつんでいきます。
PAJのとても素晴らしい理念と、関係しているみなさんの人としての素晴らしさに感銘を受けたのですが、また機会があれば記事にしたいと思います。
会社でのチャレンジ
WSDを受講してから、会社の会議のありかたやコミュニケーションのありかたを考える機会が増えています。
ボクの所属する組織は、経営統合で複数の会社がミックスされており、統合後の新しいメンバーや、どんどんと変わる環境に不安を覚える人も少なくありません。
いちばん気になっていたのはコミュニケーションのすれ違いでうまく仕事が進まない人がたくさんいることです。
そこで、今までトップダウンの会議が中心だったものを、発言がしやすい場になるようにワークショップの要素を含んだ会の進行をするようになりました。
今年後半からは、「働きがいワークショップ」ということで、約20名のチームメンバーに対して連続ワークショップを開催しました。
まずはコミュニケーションうんぬんの前に、
メンバーひとりひとりの個性を共有し、多様性を知る機会をつくるために、「エンゲージメントカード」で価値観のカードをつくりました。ひとりひとりのカードを見ていると、「そうそう」と思うこともあれば、「あれ?そうなの?」と思うこともありました。普段見えない隠れた個性が見えることで、メンバーの理解が深まる実感がありました。
その後、チームの価値観カードをつくり、働きがいにつながるアクションを決めました。
心がけたのはマネージャーのボクが決めるのではなく、メンバーが主体的に意見を出し決めることです。
開始から数ヶ月間かかりましたが、この期間にメンバーが意見を出し合ったのはもちろんですが、笑顔がこぼれる場になったのが一番うれしかったです。
わくわく行動実践会
ボクがWSDの申し込みにいたったきっかけはオンラインサロンのイベント運営でした。
我流でやっていたワークショップ。。。「ほんとにこれでいいのだろうか」と思い、学ぼうと思ったのです。
ボクもスタッフとして関わっている習慣化オンラインサロンでは、毎週のようにイベントが開催されています。
ボクの担当はいろいろとありますが、数年毎月開催しているのが「わくわく行動実践会」です。一昨年、昨年はボクが中心でワークショップを開催していましたが、今年からは仲間複数名と開催をしています。
チームでワークショップを組むのはWSDの実践演習を思い出しますが、たのしく喧嘩することなく(笑)、無事1年間やりとおすことができました。
WSDで学んだプログラムデザインのベースをチームメンバーに共有し、そのうえでプログラムを組むためスムーズにすすめることができており、WSDに参加した動機の目的は達成できている実感があります。
チームメンバーはワークショップのプロではないため、そこは折り込みながら完璧は求めず、たのしく開催するというのも大事なポイントです。
また来年は新たなチームメンバーも加わり、個性的なメンバーばかりなので、ますます楽しみです。
その他
WSDをきっかけに、その他にも以下のようなことをしていました。
- コミュニケーションのあり方に興味が出て、さまざまなコミュニティに参加者として参加
- WSD現役生のワークショップに修了性として参加
このように振り返ってみると、WSDをきっかけにさまざまなことをしていたことがわかりました。
とくに印象的なのが、WSDつながりの方から新たなご縁をいただき、そこからまた新たな出会いやチャレンジに進んでいるということです。そして、来年もまたそのつながりは続いていきます。
もともとWSDに入ろうと思ったきっかけも複数の人とのご縁からです。
ご縁には本当に感謝です。
今後もそんなご縁を大切にしながら、より多くの方の笑顔が生まれる場づくり・わづくりをしていきます。