(Photo by Nik MacMillan on Unsplash)
毎週1on1ミーティングをやっています。
部下たちと1on1をしますし、上司とも1on1をやります。
きっかけは2年前に経営統合がありました。前の会社のときはそういった文化がなかったのですが、新しい組織になってから、もう一つの文化にあった1on1ミーティングというのを参考にやることにしました。
1on1ミーティングって?
1対1の面談みたいなものです。
やりかたは人それぞれではありますが、
ぼくが部下とやるときは、コーチングスタイルでやることにしています。
テーマは部下自身が決めます。
それも、仕事のことだけではなく、プライベートのことや家庭のことまで幅広く、なんでもOKということにしています。
人は会社の仕事だけをしているわけではないですし、その人の周りの環境は職場にも大きな影響をもたらすと思うんです。
介護だったり、出産だったり、お子さんのことだったり、いろいろと。
1on1の位置づけ
これをやりつづけて2年になります。
最初は「これって意味あるの?」なんて思っていたのですが、今ではかかせないものになっているんです。
位置づけは、
会議でもなく、飲み会でもない、その中間的な位置づけです。
会議だと、
どうしても目的があって仕事のことしか話してはダメという空気感があります。
場も緊張しがちです。
飲み会だと、
無礼講ということで、「そんな堅苦しいことなんて言わんとまぁ飲もう」ってなっちゃったり、話したことすら覚えてない(笑)ことも多かったりします。
1on1だと、
とても緩い雰囲気で終始ニコニコとしながら話をします。
けれど、飲み会とは違ってもちろんやることは覚えていますし、愚痴で終わるということもありません。
もし部下が愚痴をこぼしたとしても、客観的に「どうするといいんだろう」というように部下から答えを引き出すこともあります。
1on1の効果
話しやすい雰囲気なので、仕事の進捗が遅れていたり、何か問題を抱えていたり、他の人への不満だったり、なんでも言える環境です。
けっこう多いのが表面的にはみんな問題なく仕事をやってそうでも、実は心の底ではくすぶっているものがあるということです。
XXさんが自分に対してどう思っているのか気になる
XX部署が全然仕事を進めてくれない
XXさんが仕事を丸投げして困る
XXさんが自分の陰口を言っている
などなど上げればきりがありません。
けれど、これらは話をすることでスッキリするということもありますし、表面に出すことで解決へと踏み出すこともできるのです。
意外と仕事がうまくいかないのは、些細なことの積み重ねだったりするので、1on1という場があるから仕事をスムーズにしていけているという側面もあると思います。
いかがでしたでしょうか。
もしあなたが職場でスムーズに仕事を進めたいと思われたならば1on1ミーティングをおすすめします。これはやり続けてはじめて良さがわかりますので、ぜひ地道にやってみてくださいね。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日は習慣化の学校の申込者のかたとお話をしました。そして、お話を聞くうちに応援したいという気持ちますます強まってきました。