「次はバタフライなんだ」
娘がうれしそうにアイスを食べながら話します。
バタフライ。
父も母もあまり泳ぎは得意じゃないのに、子どもたちはどんどんと上達していきます。
小学5年生になった娘。
スイミングを始めたのは小学生になったとき。
もう5年ぐらい続いているわけです。
通う子どもたちはいつも楽しそうに通っています。
ぼく自身は、
スイミングが大っ嫌いすぎて、
幼稚園に通っていたころなんかは、
夜お腹をわざと出して寝て、お腹いたいからスイミング欠席させて、
って言っていたぐらいなのに。
で、
何がこうも違うのか、、、
ふと思ったのが、
スイミングをはじめたときの接し方なんです。
ぼく自身が子どもの頃は、
半強制的に水に顔をつけたり、
先生も厳しくって感じだったのです。
いっぽうで、
子どもたちの通うスイミングは、
最初はお遊びなんですね。
強制的に水をつけるなんてことはしません。
水につかることそのものが楽しいって思ってもらうのが目的なように、とにかくおもちゃとかで遊ぶし、先生もやさしく接してくれます。
そこは安心空間なわけです。
そして、子どもたちは少しずつ
「これならできるかも」って
最初はお遊びながらも顔をつけたり、バタ足をしたりで練習をしていたのです。
水は怖い、
じゃなく、
水は楽しい
って、子どもたちに印象を植えつけているのですね。
たのしいって、思えば子どもたちは好んで泳ぐのを学びにいくようになるのです。
ぼく自身の場合は、
水は怖い、辛い、苦しい、、、、、
って印象が植えつけられているので、
楽しむどころか腰がひけてしまっているわけなのです。
子どものスイミングの話からも分かるように、
何かをはじめようと思った時に、
楽しみながらやるのと、
苦しみながらやるのとでは、
それに取り組む姿勢が変わりますし、
続けられるかどうかも変わってくるのです。
おもしろいですね。
あなたは何かを学ぼうとしていますか?
成長しようと挑戦していますか?
もし歯を食いしばってやっているならば、
もしかしたら楽しく鼻歌交じりにやるほうが、
うまくいくかもしれませんよ。
さぁ、
肩の力を抜いて、
今日もたのしみましょー!