昨日は、MY田んぼのための準備ということで、匝瑳の大自然に浸かってきました。
森を越えた先にある田んぼは、車の音もしない静かな場所。
聞こえるのはウグイスとカエルの鳴き声。
その場にただいるだけで、時の流れる時間がゆったりに感じます。
まずはじめに、オリエンテーションで、来年1月までの長きに渡ってお世話になる場所の説明がありました。
その場所が、なんと以前夢に描いたような景色に似ていてビックリしました。夢の中では、僕が誰かに何かを教えていて、大人も子どもも楽しく聞いている。そんなシーンです。
運命的な出会いなのか、まだわかりませんが、少なくともとても居心地の良い場所で胸が高鳴りました。
まずは、小屋の説明。小屋作りワークショップということでDIYで作られた小屋の中には暖炉にハンモックとロフトまで。説明を聞いているときに、寝泊まりしている自分を想像してしまうぐらい見とれていました。
小屋の外にはこりゃまたDIYで作られたトイレ。ようをたした後は、おがくずと炭を撒くのだそうで、それで分解されるのだとか。匂いもないんですって。なかなか個性的な佇まいではありましたが、トイレまで自分たちで作ってしまうというところに驚きました。
その後はお世話になるプロジェクトのメンバーのみなさんの紹介。
個性的で温かみのある方々ばかりで、とても親近感を持ちました。
さて、いよいよ田んぼに行きます。
まずは、田んぼの草とり[その1]。
田んぼ一面に広がった草を抜いたり埋めたりしていきます。
田んぼには水が張られているのですが、草は意外としっかりと根がはっていて、手で土をかき分けたり、鎌で切ったりしながら根本から引っこ抜いていきます。ときには、草を土の中に埋めていくことも。草を埋めるって、地上の草抜きではありえない行為。けれど、田植えでは一般的みたいです。
ついてきた息子も頑張ってました。ほぼ、草を投げるのに夢中でしたが(笑)
つづいて草とり[その2]。
場所を変えての草とりです。次の田んぼの区画は、長靴がずぶずぶと入っていく場所。何度も転びそうになりながら、ようやく草が生い茂っている場所に到着です。
水が深く、足がとられてしまうため、転ぶ人続出…。あやまって自分の手を鎌で切ってしまう人まで…。
自然を甘く見てはいけないと言われているような気がしました。
そして、もちろん息子も長靴に泥が入り、離脱しました…(笑)
ちなみに、鎌で手を切った方は、どくだみの葉っぱをこすりつけ治療をしていました。自然の力ってすごいっ!
MY田んぼで使われる田んぼは3区画あります。これらの区画をMY田んぼのイベント参加者で分けて使うことになります。
3区画目の田んぼでは、水が下の区画に流れ出てしまう自体が発覚。畦の下を手でつっこみながら、どこかに穴があいていないかを探します。そして、手で流れている感触がつかめた場所で、穴をとりくずしていきます。
その内容が、畦を切り崩し、手で土を埋めかため、最後に畦を元通りにするというもの。
何気なく作業をされていた主催者の方の手際のいいこと。
そんな光景を見ながら、自然と向き合いながら、自分の力で田んぼを守っていくんだ。という想いを感じました。
その後、昼休憩をし、午後の部へと突入します。
今日は、長くなってしまったので、続きはまた明日。
では、今日も楽しみましょう!
※2015年5月11日追記。翌日の記事。
MY田んぼに出会う[その2]