先日、リフレクションカードのファシリテーター養成講座に行ってきました。
リフレクションカードというのは、4名程度でカードを使い話しながら今の自分の課題や目標に向き合っていくカードゲームです。話の中で自分の意外な一面に気づけるのが魅力ですし、ゲームが終わった頃には、気持ちが晴れたり、次の一歩を踏み出すための活力が生まれるのが魅力です。
基本的な進め方
リフレクションカードでは、まずはじめにテーマを決めます。
テーマカードから1枚手に取り、それに答えます。
たとえば「心から没頭してしまうとき」というテーマカードが出たとします。それに対して「スマホゲームにはまっちゃうんです」と発言するという感じです。
次に、そのテーマと発言した内容に対して、他の人が質問をします。
質問もカードを使って行われます。
質問カードは様々なバリエーションがあるので、質問に答えて行く中で意外なものに気づけたりします。
最後に、質問者は内省カードから1枚とりだし、それに即したコメントをします。
たとえば、「回答者は○○だと感じました。」「私は○○を学びました。」というコメントを回答者にエールを贈るような感じで伝えます。
小さなテーマから広がる本質
カードゲームをやっていると面白いことが起こります。
たとえばスマホゲームにはまってしまうんです、というある種の課題のようなテーマ設定をされた方がいらっしゃったんです。
けれど、話をしていく中で、時間がとられてしまうという課題はあるのですが、ゲームを使うようになってからよく歩くようになったし、ゲーム仲間ができたということなんです。
そこから実は自分は人とのコミュニケーションを深めたかったんだって言う本質に気づけたり。
小さなテーマでも質問をどんどんと投げかけていくと、自分の意外な一面に気づけたり、本質に気づけたりでき、質問のすごさを感じます。
たのしみながらできる
リフレクションカードは、みんなとわいわいと楽しみながらできます。
たとえば仕事の振り返りをやるとついつい暗い空気が流れてしまうこともありますが、カードを間に置くと和んだり、前向きな気持ちになれたり。
質問もカードを介することによってやんわりと相手に投げかけることもできるのです。
何かを直接やりとりするのが難しいときは、カードゲームのようなお遊びでできるとすんなりとやりとりをすることができるものです。
最近は、本も「漫画でわかる」シリーズが色々と出ていますが、より多くの人に受け入れられるためにはとてもいい手段といえます。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
昨日は会社帰りにコーチングの勉強をしました。コーチと話をする中で、家族との絆をつくるために、家族に暑中見舞いを書くことにしました。ポストに投函してサプライズで届けます。家族がどんな顔をするのか楽しみです。