(Photo by Interactive Sports on Unsplash)
数週間前からはじめた運動習慣。今朝もウォーキングをしました。ウォーキングをしているときにふと思ったことがあります。
それは、
習慣を身につけるには、
ハードルを下げることがとっても大事
ということです。
目次
頑張るとできない罠
習慣を身につけようとしたときに、あなたはどのようにはじめますか?
理想に近づくようにしっかりやるぞ!
って意気込んでやるかもしれませんね。
実は私も以前はこのような形ではじめていました。
早起きするなら、明日から毎日5時に起きるぞ!
学びの習慣であれば、毎日1時間やるぞ!
という具合に。
けれど、その意気込みは長続きしません。
最初はいいです。けれど、数日もすればしんどくなってきます。
そして、完璧主義だった私の場合は、一度上げた基準から下げるのが苦痛だったんです。
毎日1時間やるって決めていたら、1時間よりも少ないと「あぁ、駄目だ。なんて俺は駄目なやつなんだ」って思ってしまうんです。
これだとしんどいですよね。
最初に頑張ろうとすればするほどに、それが大きなハードルになってしまうんです。
今までどおりを維持しようとするメカニズム
身体は今までどおりを求めるものなんです。
変化があると身の危険を感じるため、いわば自分の身を守るために必要な機能なんですね。
新たに何かを習慣にするというのは、今までの日々から変化するものなので、当然拒みます。
そして、その変化が大きければ大きいほどに拒絶度合いが上がってしまうんです。
拒絶を無視して、頭で身体をおさえつけるように、習慣化しようとしても、長続きはしません。
だからこそハードルをぐぐっと下げて、今までとあまり変わらないようにすることで、少しずつ身体になじませながら習慣にするほうがいいんです。
ハードルを下げて習慣にするときの3つのポイント
ハードルを下げて習慣にするときには3つのポイントがあります。
1.最初はぐーんとハードルを下げる
最初はとっても肝心です。続けるためにはぐーんとハードルを下げておきましょう。とくに完璧主義の人や向上心の強い人ほどはついつい高みを目指してしまいますので要注意ですよ。笑っちゃうぐらいの内容ではじめてみましょう。
2.徐々にハードルをあげていく
ハードルを下げた状態でずっと続けるのはそれはそれでマンネリ感が出てきます。最初のハードルをぐーんと下げた状態に慣れてきたら徐々にハードルを上げていきましょう。
ここでも注意なのがいきなりハードルを上げすぎないということです。少しだけ上げましょう。ハードルを上げないと理想に近づけないですし、ハードルを上げすぎると続かないのでさじ加減が大事です。
3.ハードルを下げてもいいように質より量に注目する
続けていくと必ず壁にぶち当たります。仕事が繁忙期になったり、プライベートで何かがあったり、ときには自然災害があったり。
そんなときは一度上げたハードルを下げる必要も出てきます。ハードルを下げると「できていない感」を感じるかもしれませんが、そんなときは今までの積み上げたものを見るようにしましょう。
今までに実施した日を足してみたり、時間を足してみたり。そうすれば、あなたは確実に一歩ずつよくなっているということを感じることができるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
もしあなたが何かを習慣にしたいと思われているならば、ハードルをぐーんと下げてやってみてくださいね。きっと今までよりも続けられると思いますよ。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日は家に帰ったら、ずらーっと並んだ12面体がありました。娘が最近ドハマリしていて、私が帰宅したあとも一人で黙々とつくりつづけ、1日でなんと14個もつくりました。200枚近くの折り紙を折りに折ったようでなんちゅう集中力(笑)