(Alexas_FotosによるPixabayからの画像)
数年前から毎週15分ほど部下と1on1ミーティングをやる時間をとっています。
部下と1対1で話をする場を設けることで業務を推進していく目的です。
今日はとある部下から相談を受けました。
その部下は最近入ったばかりの中途採用の部下です。
その部下は長いキャリアを持っているので、会社の仕事のやりかたの改善点をよく思いつきます。
ただ、その改善点をストレートに相手に伝えてしまうため、相手とこじれてしまうことがよくあります。
そこでアドバイスをしたのは、
メリット・デメリットを可視化してみよう
ということでした。
相手とこじれてしまうのは色々と理由はありますが、
意外と多いのが、自分を否定していると相手が受け取ってしまうことです。
そんなつもりはなかったとしても、受け手にとってはそうは思えないこともありますし、相手の中でも現在のやりかたをしている背景があるので、その部分は汲み取る必要があるのです。
口頭だけで言うと、
どうしても感情論になりがちですが、
可視化してそれを相手との間に置くことで
客観的に話をすることができます。
そして、可視化した内容は
メリットもデメリットも両方を出すことで、フェアに感じてもらうことができます。
メリットとデメリットの両方を出したら、次は評価軸を置きます。
どっちがいいの?
ってなったときに、なんとなくメリットとデメリットとを比較してこっちって決めるよりは、
どの指標を重要視するかというのを明確にして判断するとより納得感のあるジャッジができます。
たとえば、
コスト、効果、実現生、リスク
といったものを使うことがよくあります。
これらの軸において、
○、△、×
という三段階で評価したり、
1,2,3,4,5
という五段階で評価します。
このようにすることで、
なんとなく議論して感覚で決めてしまいそうなものを
論理的に客観的に決めることができるようになります。
これができると、
お互いの議論のときのみならず、会社の中で人に説明するときの資料としても使うことができます。
いかがでしたでしょうか。
もしものごとがうまく進まないなぁって思われるときは、ぜひメリット・デメリットで書き出してみてコミュニケーションをとってみてくださいね。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日は朝からシェアオフィスに行き、複業活動をしました。最近たまりにたまっているものを朝の1時間でギュギュッと凝縮して対応しました。やはり集中できる環境はとても価値があります。