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「内容・仕組み・橋渡し」オンラインサロンの主催を通して感じた企画実行に役立つフレーム

(Photo by Ryan Barron on Unsplash)

何かのイベントをやろうとしたとき、
やることが多くて混乱してしまう。

そんなことはないでしょうか。

そんなときは、
情報を分解して整理をしていきましょう。

整理に便利な3つのフレーム

整理をしていく際には、
いろんな分け方がありますが、
最近ボク自身がよくつかうのが、

内容・仕組み・橋渡し
というものです。

4月からオンラインサロンの主催者として本格的に携わることになり、サロンのリニューアルをしたり、サロン内の多数の企画を立ち上げ運用している中で、とても大事だと思ったのが、この3つのフレームです。

また、
勤めている会社では
システム開発の仕組みづくりやトラブル再発防止などなど、

現場に近いマネジメントにおいても、この3つのフレームを意識しながら実行をしています。

偏った部分を見る弊害

よくあるのが、
何かをやろうとなったとき、

細かい中身の内容ばかりを考えるケース。

中身はとても大事ですね。これがなければもちろんはじまりません。

でも、
中身を意識しすぎると、
細かい部分に視点が行き、

抜け漏れが多くなってしまいます。

あるいは、
仕組みの部分ばかりを考えるケース。

一歩引いて
全体設計をするのもとても大事です。

全体を見るからこそ、
この部分が足りないなって
見えてくるからです。

でも、
このことばかりを考えると、
机上の空論になってしまいます。

間を埋めるための補完要素

内容、仕組み。
どちらもとても大事ですし、
両方ともやるほうがいいわけですが、

この両方を考えればいいかと言うと、
残念ながらこれだけではうまくいかないケースも多いです。

なぜか。

内容と仕組みは
2つで1つとも言える関係性ですが、

バラバラではうまく噛み合わないのです。

そこで大事になってくるのが、

内容と仕組みをつなぐ橋渡しの部分です。

たとえば、
セミナーを開催します。

となったときに、
セミナーの内容(中身)を考えることはまっさきに思いつくでしょう。

そして、
セミナーの集客からの流れ(仕組み)も考えることでしょう。

でも、
具体的に、
誰が、何を、いつまでに、どのようにやるのか、体制はどうするのか、

といったことまで考えられないケースが多いのです。

当日になってから
慌ててなんとか切り抜けられることもあれば、

残念ながらうまくいかないことも多いのです。

そこで「橋渡し」の登場です。

この橋渡しは正直一番地味な役目ですね。

でも、この役目こそがうまく運用を回すために必要な要素だと思っています。

オンラインサロンの運営での一番の肝はまさにここです。

ここがすっぽり抜けると
たとえ良い企画だったとしても残念な結果になってしまうからです。

橋渡しの作業

では、
橋渡しの作業は具体的に何をやるのでしょうか。

これは、
内容と仕組みの橋渡しの役目なので、

シミュレーションをして、
スムーズに場が回るかを念入りに考えて、

企画サイド、
参加者(お客様・利用者)サイド、
運営サイド、

といった
様々な立場から視座を変え、
抜け落ちているところを拾い上げ、
物事がうまく進むようにしていく作業です。

なので、
具体的にこれというものはなく、

ときになんでも屋のように立ち回ることもあります。

もしかしたら、
内容を考える人と
仕組みを考える人とが

それぞれの立場から
全体の流れを抜けもれなく見られれば不要ともいえる作業です。

でも、
実際の運用となったときには
なかなかそこまで考えられないことも多いので、
こういった立ち回りができる人が重宝されたりもします。

内容としては、
プロジェクトマネジメントにも近いものがあります。

全部の要素を網羅的に考えるには?

とはいっても、
少人数で何かをやる必要がある場合は、

ひとりで全てを考えるというケースもあると思います。

そんなときは、
紙に書いて整理をするのがおすすめです。

A4用紙に縦2本線をひいて、
内容・橋渡し・仕組み
という枠をつくります。

最初に内容を書き、
次に仕組みを書き、
最後に橋渡しで抜け落ちている部分を書けばある程度は防ぐことができます。

そして、
書き終わった後に、
全体の流れを時間軸で追うシミュレーションをして点検して、

さらにブラッシュアップをしていくのです。


もしあなたが、
何かをやろうと思っても
なかなかうまくいかないときは、

内容・仕組み・橋渡し
という軸でまずは整理をしてみるのはいかがでしょうか。

ポイントは実際に書くことです。
小さなところからでいいので、はじめの一歩を踏み出してみましょう!

編集後記

今日は会社の夏季休暇をとり、マーケティングの勉強をしました。一般的なマーケティングとは違い、自分が愉しみながらお客様との絆を深めていく手法なのですが、自分にとってはとても合うスタイルだと確信しながら動画視聴などをしました。まずは実践が大事ということで少しずつ実践しながら慣れ親しんでいきます。