(Photo by Free To Use Sounds on Unsplash)
今日は会社帰りに、会社の坐禅部の活動に参加してきました。
坐禅でぼくらを受け入れてくださったのは、三聖山慧然寺さんです。
清澄白河駅からすぐ近くにあり、建物もとてもきれいでした。
今までにお寺で坐禅は4回したことがあり、今回は5回目でした。
お寺ごとで宗派が異なるため、坐禅の仕方もそれぞれです。
難しいお作法をみっちりと教えてくださるところもあれば、足をくずしてもいいよというゆるくやってくださるところもあり、そこも面白いものです。
今回の慧然寺さんでは、
まずはお茶をいただいた上で、坐禅をやらせていただきました。
お茶体験
きれいな和室に入ると、
正面に掛け軸と横に一輪のお花。
奥にお茶道具があり、お茶を立てていただきました。
お茶体験は興味がありつつもやったことがなかったため、とても貴重な体験となりました。
はじめてなのでドキドキ(笑)
最初にお茶菓子を頂戴し、その後一人ずつお茶をいただきます。
お茶にはお作法があり、その内容を教えていただき実践しました。
お茶を体験したときに感じたのは五感の全てを使うということです。
視覚:まずは目に飛び込んでくる立派なお座敷。
聴覚:コポコポというお湯の音、シャカシャカというお茶を立てる音。シャシャという畳にすれる音。
嗅覚:お茶のいい匂い
味覚:お茶菓子とお茶のおいしい味
触覚:畳に茶器に触ること
五感すべてから感じ取る和みの時間を堪能できました。
坐禅体験
お茶をいただいた後は本堂で坐禅をさせていただきました。
20分ほど坐禅を組んだ後に数分の休憩があり、その後また20分ほどの坐禅をしました。
最初にご住職から坐禅の仕方のレクチャーを受けます。
姿勢を正すこと、呼吸をゆっくりとすること、心を正すこと。この3つが大事とのことです。
慧然寺のご住職はとても優しく、自分のペースでやることを許してくださり、とても心地よく時間を過ごせました。
坐禅をするときにいつも思うのが、色々と考えてしまうこと。
ついつい気になるできごとが頭をよぎります。
いろんな思いが浮かんでは消えていきます。
このように思い浮かぶのは坐禅としてよくないのだろうかと思っていたのですが、
ご住職曰くそのように思い浮かぶときに自分を客観的に見れていてとてもいいとのこと。
体験をとおして
慧然寺さんはお茶のときも、坐禅のときも、参加者への気配りがとても素晴らしく心地よかったです。