会社の部下との1対1のミーティングのとき、
「最近なんだかしんどいんです」と深刻部下の顔がありました。
よくよく聞いてみると、
最近は新型コロナウィルスの情報を中心としてネガティブな情報が飛び交っているせいか、そのニュースを見て振り回されているようなんです。
そして、
さらにはSNSをはじめとしていろんな情報が飛び交っています。
そういった情報を見ているだけで頭がいっぱいいっぱいになってしまうんですよね。
あなたには思い当たることはないでしょうか。
そんなわけで、
今日は頭がいっぱいになっているときの解消法について書いていきます。
これを読んだあなたは、
なんとなく頭がモヤモヤするというのが少しでも軽減されるとうれしいなって思います。
今回お伝えすることをひと言でいうと、
情報は手のひらサイズにしておこう、
ということです。
実は私自身も
最近は会社の仕事以外の仕事が増えていて、休みがほぼない状況が続いています。じぶんの好きな仕事をしているので、苦ではないはずなのですが、あまりにやりすぎると頭も心も悲鳴をあげ始めてきます(汗)
そんなときにやっていることは3つあります。それは、
- すべて書き出す
- 分類する
- 構造化する
ということです。
すべて書き出す
頭の中がいっぱいいっぱいになっているときに、まずもってオススメなのがこの「すべて書き出す」ことです。
そのときにポイントは難しく考えずに、ただ書き出すことです。思ったことをわーっと書いていきましょう。体裁は気にする必要はありません。
分類する
そして次に「分類」をしていきます。わーっと書き出すだけでもスッキリすることが実感できると思うのですが、それだけだと次につながっていきません。
そこでポイントは、書き出したものの中でどういったジャンルのものがあるのかを仕分けしていくのです。
たとえば冒頭の私の部下のケースであれば、「コロナ関連」だけではなく、「家族のこと」「業務のこと」などが出てきます。
そう、なんだかモヤッとしているときは一つのことだけを考えているというよりは複数のことを同時に考えていて、頭だけでは対処できない、
ということもよくあるのです。
なので、分類をしてみることをオススメします。
構造化する
そして分類できたら次は構造化です。
分類したものがはたしてどんな関係性なのか、はたまた完全に独立したものなのかを組み立てていきます
組み立てるといっても難しくとらえる必要はありません。
キーワードを並べて線でひっぱってみたり、
ときには付箋に書いて並べてみるだけでも見えてくるものがあります。
この構造化をしてみると、
まったく別々の分類と思われるものが実は関係性があるということも見えてくることがあります。
たとえば冒頭の私の部下のケースであれば、「コロナ関連」「家族のこと」「業務のこと」という3つの分類が出てきました。
パッと見、全て別々のように見えるのですが、実は「コロナ」の影響で「家族」が外出するのに怖がっていて、家から出られずストレスが溜まってしまう。そしてストレスがたまり、「業務」も少し上の空になってしまう、という関係性が見えてきます。
このように関係性が見えてくると、どこに対処作を施せばいいかも見えてくるのです。
まとめ
このように、
書き出して、分類して、構造化すると、
頭の中で膨大に膨れ上がったものたちがスッキリコンパクトになっていきます。
そう、
情報が手のひらサイズになるのです。
そうなれば、
頭だけでなく、心もスッキリとしてくるようになるのです。
さあ、あなたも簡単なところからやってみませんか?
まずはお手元の紙に頭の中の内容を全て書き出してみましょう。
体裁は気にせずに気楽に書くことがおすすめです。
編集後記
今日は朝5時30分に起きて、6時から朝活のファシリテーションをしました。8時30分までみっちりと、朝活、週次の振り返り&プランニング、目標について考える時間、集中TIMEと、熱量高い仲間たちと時間を過ごすことができ、大きな刺激をもらいました。10時からはブログ部の仲間たちとブログについて考える1時間をとりました。ブログはなぜ書くのかなど改めて本質的な問いを自分に立てて内省をしました。日々ブログを書いていると書くことそのものが目的化してしまいがちなので、このように一歩引いて自分を客観的に見る時間はとても貴重でした。