(Photo by Felicia Buitenwerf on Unsplash)
会社の中で研修講師をしているのですが、今日はその第10回目がありました。
まだ研修講師見習いという形なので、研修が終わった後に講師としてのフィードバック会があり、その中で学びを深めています。
今日はその中から印象的だった点を記します。
それは、
1対10という形でやるよりも、1対1を10人分やるつもりでやるということです。
つい講師となると、自分が全員に話しているという感じになるのですが、それだと受講側との心の距離が遠いのです。
心の距離が遠いと、講義中に発言が出づらく、学びを深めることができません。
逆に発言しやすいと、その発言から学びを得ることができますし、発言の延長として質問が出れば、さらに学びを深めることができます。
質問は自分のわかっているところと、わからないところの境界線を引き、わからないところをわかったに変える行為になりますので。
物理的には1対10ではありつつも、1対1でやっている感じに近づけられるように工夫するのが好ましいということなんです。
そのために、アイスブレイクをやったり、講義前後に話しかけたり、講義中に話題を振ったり。
これと似たようなものに、商品の販売があります。
つい販売担当者は商品Aを10,000個売るという発想になりがちですが、
商品Aという贈り物を10,000回行うという発想だと特別な感じがしませんか?
そうなんです。
販売者サイドから見ると何度も何度もやる行為で事務的になりがちですが、買う人からすれば、その1回の買物はとても大きな意味にもなるんです。
ちょっとした視点の違いですが、意味合いは変わるものなんですよね。
あなたの周りには視点を変えることで変わることってないでしょうか?ぜひ発見してみてくださいね。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今朝も朝からウォーキングをし、出勤前にシェアオフィスに立ち寄り複業活動をしました。