昨日、念願叶って行った篠笛奏者・佐藤和哉さんのコンサート。
自然の中で生み出された曲が、篠笛の音色に乗せて運ばれ、胸の中にすっと溶け込みます。
ゆずの「雨のち晴レルヤ」の原曲となった「さくら色のワルツ」が奏でられたときには、胸の内から熱いものが込みあげてきました。
それは、言葉にはならないし、絵にも描くことができない。
今までに味わったことのない体験でした。
今までももちろん熱いものがこみあげてきたことはありますが、いつも頭で理由をつけて、
「あぁ、自分は今はこういう状況だから涙が出るんだ」
って、感じでした。
けれど、
今回は、理由がないんです。
言葉では表せない、描くこともできない、けれど確かに自分の中にある何かの感情なんだろうか、いろんなものが折り重なって熱いものが込みあげてきたんです。
その状態がおさまったとき、
気持ちはとても晴れ晴れとしていて、なんだか浄化されたような気分でした。
僕の友達には、汗のように涙が出る方がいますが(笑)、まさにそんな感じなのかなぁと思ったのでした。
今日も昨日の余韻につかり、
篠笛の音色が我が家に広がります。
それでは、
今日も楽しみましょう!