たのしくブログ習慣の人体実験中...

短所から長所に転ずるとき

(Photo by Lucie Delavay on Unsplash)

この1,2年で気づいた自分の長所があります。

それは、情報をまとめること。

もともと自分の中では当たり前だったし、べつに長所とも思わないし、そもそもみんなも同じようなことをするのではと思っていたのです。

気づいたきっかけ

3年ぐらい前までは自宅と会社の往復生活でした。それが当たり前だし、付きあう人も会社関連の人か、やる気の出るときは仕事に繋がる勉強会でご挨拶程度に話す程度だったんです。

2年前にあるできごとが起こり、新たな世界に飛び込みました。

そこでは、今までつきあったこともなかった人たちがいました。主婦の方もいれば、独立している人もいるし、複業やっている人もいる。職種も業界ももちろんバラバラ。

そういった環境で過ごしていると、自分の個性に気づけるようになったんです。何かのワークをやるときに、個性が出ます。たとえばSNS上で発信するときも、みんな文字や画像を投稿するスタイルといえばそうなんですが、中身はまったく別物です。

個性が光っているんですね。

そんな中で、ある人から「まとめがすごいですね」と言われました。

最初はまぁそうかなぁと思う程度です。けれど、そういったコメントが何人もの人からいただいたときに、確信へと変わっていきました。

今まで自分がやってきたことは、自分の業界では当たり前だったけれど、一歩外に飛び出せば、それは当たり前ではなくなるんです。

いえ、むしろ当たり前なんてなくて、ただ自分の狭い狭い枠の中だけで考えるから「当たり前」と思ってしまうんです。

情報まとめいろいろ

私の中でまとめている情報はいろんなものがあります。

  1. 複雑にからみあったものを図に起こす
  2. 頭の中だけにあるものを可視化する
  3. 散らばったものをシンプルにまとめる

ぱっと思いつくのはこういった3つのものです。

1については、仕事で今では役立っています。複数のフェーズがあり、複数の人がいろんなことをやるプロジェクト形式の仕事。毎回違うことをやるけれど、業務のフローは同じもの。こういったものを可視化することで、業務効率化に役立てたり、ときにはトラブル防止に役立てたりしているのです。

2については未来や理想を想像するときに、その刹那的に頭の中にあるものを絵に起こしていくんです。これは、仕事でもプライベートでもやっています。仕事であれば、今はWEB開発をメインでやっているのですが、WEBは生まれる前は姿も形もありません。そういったものを可視化することで、プロジェクトに関わるメンバーと認識合わせができるんです。

プライベートについては、5年後10年後のイメージをすることが年に何度もあるのですが、頭の中に浮かんだ光景をざざっと絵にしていつでも見られるようにしています。人間の記憶はすぐに薄らいでいくので、毎日見ることでイメージを薄らぐどころか色濃くしているのです。

3についてはとにかく散らばった情報がそわそわします(笑)。とても非効率だし、全体像や繋がりが見えないし、何か重要なものが見失ってやしないかと思ってしまうんです。なので、全てをぎゅぎゅっとシンプルにして全体像が俯瞰できるような形にします。紙でまとめることもあればデジタルでまとめることもあります。

もちろん多量の情報だった場合には全てをシンプルにはできない場合もあります。けれど、少なくともインデックス(目次)のような感じのものをつくることで、多量の情報にも辿りつけるようになるのです。

生まれた背景

この生まれた背景に気づいたのは、習慣化チームの先輩たちと飲んでいたときだったんです。

情報がわーってあると私はそれをシャットアウトしたくなります。改行もない余白もない文字が一面になるとまったく読む気がしない。

仕事では頑張って読んだり、あえて自分で改行したり、ときには情報の構造を整理して読み解くこともあります。

けれど、本質ではかなり辛いのです。

もともと国語の成績が悪くて泣いた経験がありますが、それとも絡んでいるのかもしれないのですが、とにかく情報処理が苦手なんです。

そこで編み出したのが、自分で整理をするということです。整理をしないと頭で理解ができないですし、危機感を覚えて必死に編み出した技だったんです。

短所から発展する長所

このように、もともとは短所だったところから、自分を守るために長所に転ずることもあるのです。

と考えると、短所も実は持っていていいんですよね。

よく短所は長所の裏返し、って言いますがまさにそれです。

人には必ず短所もあるけれど、その裏返しで長所もあるんです。


あなたは短所で落ち込んでいませんか?

もしかしたらその短所から長所が見つかるかもしれませんよ。落ち込まずぜひ前向きにとらえましょう!

 

それでは今日も楽しみましょう!