(Photo by Jonathan Hoxmark on Unsplash)
完璧主義な人の傾向に、自分ルールを決めるというのがあります。
無意識に数多のルールをつくり、それを自分に課し、ときには人にまで課し、身動きをとれなくなることもあります。
それが苦労して、いろんな大変なことに…(笑)
じゃあ、完璧主義の特性がすべて悪いかというとそんなことは決してなく、良い面もあるのです。
今日は良い面をとりあげてみます。
ルールを決めて実行に移せる
たとえば目標設定をして、毎日これをやるって決めると、完璧主義の性質があると実行しやすくなります。
楽しいかどうかは別として、「こう決めたんだからやらなきゃダメ」って思いが湧いてきて、自分を動かしていくのです。
習慣化するには、この特性は意外と便利なものです。
難点は、ルールを決めると頑固にそれをやろうとすること。そして、ルールをたくさんつくりすぎそうになり、破綻すること。
うまく制御すれば、確実に強力な武器になるのです。
人に宣言するとできる
私にはこの傾向がとても強くあるのですが、誰かとの約束は絶対守るべし、というのがあります。
それは、マイルールよりも強力に働くんです。
(あっ、もちろん、できないこともありますよ。人間だもの(笑))
あまりにも人との約束を入れすぎると、自分との時間がなくなってしまうのが困りものではありますが、これもうまいこと使うことによって自分を良い方向に導いていくこともできるのです。
たとえば、何かの目標を友人に宣言する。
すると、その友人の目が気になって、実行に移そうと思えるのです。
完璧主義の人にはぜひ使ってほしい武器です。
仕組みづくりにも活かせる
完璧主義の人にもいろんなタイプの人がいると思うのですが、私は仕組みづくりも大好きです。
非効率なやり方をしていると、どうやったらもっと改善できるだろうって考えるのです。
たとえば、今日は会社の業績評価の文書を書く必要があったのですが、その書く内容がフリーなんですね。
なんでもいいよーってやつです。
なんでもいいは、とてもありがたいのですが、一方で何を書けばいいんだってなるのです。
なので、そんなときは、勝手に自分ルールを作ってしまいます。
たとえば、3つだけポイントを絞って文章で書き、あとは箇条書きで補足を入れる。とか。
自分なりに書く軸を洗い出して、自分なりのベストを築いてしまう。
そして、定期的にあるTASKの場合は、そのマイルールに従って動こうとするので、あとがとても楽なんです。
一年に数回しかないものだけど、とても重いもので、確実に来年以降もあるタスクについては、全て進め方を書き出してしまい、しかるべきときに取り出せるようにしておくととても便利なんです。
いかがでしたでしょうか。
完璧主義に苦しむ過去の自分に対してエールを贈るように、今回は記事を書いてみました。
完璧主義も特性なだけであって、良い面も悪い面もあるわけです。完璧主義の使いどころをおさえておくと強力な武器になるものですよ。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今朝はとてもうれしい知らせからスタートしました。応援している友人が行動に移してくれたんです。こういった知らせを聞くたびに、とても胸が熱くなりますし、だからこそ、もっともっと応援したくなるんです。応援し合う環境ってとてもいいものだなぁって改めて実感しました。