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可視化は話をするなかで強力な助っ人になる

(Photo by siriwan arunsiriwattana on Unsplash)

この一週間、複数の人と話をしている中で、共通して感じたのがまとめることの大切さです。

可視化って大事

部下と話をしているとき、何かの課題があって会議を開きたいという相談がありました。
とりあえず問題ぽいから多くの人を集めたいというものです。

話している内容が整理ができていなかったので、ひとつずつ確認をしていたのですが、口頭だけでは同じ話を何度も聞いているような気がしてくるし、何個の軸があって、何が課題でどうしたいのか、というのが口頭だけでは残念ながら伝わってきませんでした。

ここで、以前なら
「シンプルに論理立てて話して」
って言ってしまうところだったのですが、今回はぐっとこらえて(笑)

「まずは可視化してみましょうか」
と紙を出してコミュニケーションをとりました。

表の偉大さ

今回は整理をしていくと、
何かの課題があり、対策として複数の案が出ていました。
それらにはメリットもあればデメリットもあるし、評価すべき軸がたくさんあることがわかりました。

そこで、
行として、案の数分だけ書き、
その横にメリット・デメリットという列をつくりました。

さらに、
評価すべき軸として、
コスト、顧客影響、業務影響、システム影響、などなどといった指標を記していき、

一番最後の列にはジャッジという枠をつくりました。

つまり、
今は○○○○という課題があり、対策は3点あります。
1つ目は○○という策で、メリットは○○、デメリットは〇〇
2つ目は○○という策で、メリットは○○、デメリットは〇〇
3つ目は○○という策で、メリットは○○、デメリットは〇〇
それぞれの評価すべき事項としては〇〇があり、それぞれ○○という状況です。
総合的に判断すると案○にすべきと考えます。

と言葉で表すことが
表にできたわけです。

表にしたことで、即時で理解することができますし、大事なポイントがどこかということもわかります。

可視化は話をするなかで強力な助っ人になる

表にしたり、ときには図にしてみたり。
話し言葉にするととても多くの内容を話さなければならないものが、可視化をすることですぐに相手に理解をしてもらえるようになります。

これって話をするときの強力な助っ人になっているとも言えるわけです。


もしあなたが、伝えたいことが伝わらないということがありましたら、まずは自分でまとめてみることをおすすめします。
今回例に示した対策案の表はビジネスでもプライベートでもあらゆるところで活用できますので身につけておいて損はないです。

編集後記

今日は在宅ワークをしました。往復4時間分通勤時間がないというのはとても大きかったです。そのため、家族と平日に久々に晩ごはんを一緒に食べることができました。何気ないことだけどこういった小さな幸せって大事だなって思いました。

夜22時からは新しいビジネスの話で起業家の方とお話しをしました。プロとして今までの経験としてどうしたいのか、お話しをしている中で自問自答しました。