トラブルがあったときに、
人となりが見えてくることがよくあります。
つい先日、
仕事関連のトラブルがありました。
システムトラブルということで、影響は残念ながら大きなものになったのです。
トラブルが起これば、
まずは原因特定をし、止血をして、最終的には恒久対応をしていくことになります。
担当者は必死に動き、なんとかトラブルも収束しました。
そのときに感じたのが、
コミュニケーションのありかたってとっても大事ということです。
Aさんというトラブルを起こしてしまった人がいたとして、
BさんはAさんに対してねぎらいの言葉をかけて一緒に改善へと向かおうとします。
CさんはAさんに冷たい言葉を言い放ち、いつ終わるのか?どうなっているのか?と突き放す形でサポートをする気配すらありません。
あなたがAさんだったら、
Bさんの対応とCさんの対応はどちらがうれしいでしょうか。
Cさんのような人がいるからこそ、トラブルがあったら早く止血しなきゃって思える部分もありますが、
やはりBさんのような人のほうがうれしいですよね。
そして、
人は関係性で成り立っているので、
たとえばBさんがトラブルを起こしたとしてもAさんはきっとBさんを助けてくれる可能性が高いでしょう。
いっぽうで、
Cさんがトラブルを起こしたとしたらAさんはあまりCさんを助けたいとは思えないのではないでしょうか。
コミュニケーションは
そのタイミングでおしまい、
ではなく、ずっと続いていくものです。
そして、
立場の上の人であればあるほどに、
Bさんのように相手の気持ちがわかる人であってほしいと思います。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
ということわざがありますが、まさにそれですね。
職場では、BさんもCさんもどちらもいますし、きっとあなたの周りにもいるのではないでしょうか。
あなたは
どんなコミュニケーションをしていますか?