(Photo by Helloquence on Unsplash)
以前も記事で少しだけとりあげましたが、私は毎日のタスクを時間割のルールにしたがって処理しています。
Spreadsheetsで管理しているのですが、この仕組みができたことで、劇的に仕事の効率が上がりました。
もう一つ週次で計画したり振り返りしたりできるシートがあります。
ただ、残念ながら、こちらのシートはつくったきりあまり使われないものになっていました。
年→半年→月→週、
と目標からブレイクダウンされた内容がずらーっと並んでいて、けっこう見るのがしんどいシートです(笑)かつ、とっつきにくいデザインであり、全体像が見えづらい資料になっていました。
印刷してみた
最近紙で仕事を進めるととても捗るという実感があるので、ためしに心理的ハードルの高い週次シートを印刷してみました。
すると、、、
おもしろいぐらいに書くことができました。
不思議ですね。印刷しただけなのに。
なぜ書けるようになったのかを考えてみました。
印刷したら書けた3つの理由
1.ラクガキ感覚で書ける
まずはじめに思ったのが、ラクガキ感覚で書けること。
Spreadsheetsの状態で書くとき、意外と気軽にかけなかったりするんです。清書しているような感じで。もちろん、自分ひとりが使っているシートだからテキトーに書いていいのですが、それでも、紙でゆるーく書くのと比べると気軽に書けない感覚があります。
これは人それぞれ感じるところが違うかもしれませんが、少なからず私の中にはそんな感覚があるのです。
2.図や絵もらくらく入れられる
思考と言語化、で考えたときに、言語化はすでに頭の中が整理された状態といえます。じゃないと、文章で書けないですからね。
「1.ラクガキ感覚で書ける」で書いたものとも関連してきますが、言語化したものを入力するという行為そのものが、思考が整理されているからなんです。
けれど、
思考を整理するよりも前に、整理するために、頭の中のごちゃごちゃしたものをなんとかしたいんですよね。
そこで、言語化じゃなくって、
ごちゃごちゃしたものを吐き出してしまうんです。
つまり、図とか、絵とか、文字も文章じゃなくって、キーワードで断片的にプロットしていくような感じです。
これはSpreadsheetsではできない紙だからこそできるものなんです。
Spreadsheetsで言語化すればいいじゃんって思われるかもしれませんが、その言語化するのに、どれだけ書き直したりする必要がありそうでしょうか。
少なからず、ごちゃごちゃしたものを頭の中だけで整理するのには限界があると思っています。
頭の中にあるものは、意識をしているタイミングでは、前に考えたものはその意識からは消えてしまっていますから。
いろんな情報を一度に丸呑みするように考えることはできませんので、紙に吐き出すようにして整理していくといいのです。
3.俯瞰できる
以前も記事でとりあげたことがありますが、紙にするときの大きな利点として俯瞰できる、というのがあります。
PCのモニタをはさんでみると、全体像が見えてきません。
何かの構想をねったりするときは、全体像が見えているほうが、私はいろんなひらめきが出てくるのです。
「2.図や絵もらくらく入れられる」でもとりあげましたが、思考をしている最中は頭の中だけで同時にあらゆるものを意識しながら思考することはできません。
だからこそ、頭の中で考えたことを全て吐き出していく必要があるのです。
いかがでしたでしょうか。
もしあなたが、デジタルのドキュメントがなかなか使えないなぁって思ったり、まとめるのに時間がかかっている場合には、一度印刷してみることをおすすめします。
そして、これはやってみないとわかりませんのでぜひ試してみてくださいね。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日は会社帰りに自分の時間をつくるためにある場所にいきました。いつもならカフェなんですが、今回はあえてシェアオフィスを利用してみました。
そこはカフェとはまったく違う空間がありました。
全員ビジネスマンで打ち合わせをしている人もいれば、自分の仕事をしている人もいます。そんな場につかると、モードが自然と仕事モードに切り替わり、私も複業活動に専念することができました。できれば週に2〜3回行けるように、これから時間割を組み立てていきます。