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MY田んぼ:大地の復興と大豆収穫

昨日は、MY田んぼに行ってきました。

9月に稲刈りをしたお米の受け取りと、大地の復興と、大豆収穫をしました。

大地の復興

MY田んぼを運営しているSOSA PROJECTは、田んぼに特化したプロジェクトではなく、環境問題にも取り組んでいます。

今回は、勉強会をし、いかに環境を保全していくのかという学びと、その実践をしました。

自然の力

自然界はマクロの視点を見れば、山があり谷があり、網の目のように川が流れています。

ミクロで見れば、植物の葉っぱは葉脈があり、でこぼこもしています。

マクロもミクロも同じような構造をしています。

ぼくら人間の血液も川のように流れていて、それは自然と同じような構造になっているそうです。

近代では土砂崩れが起こりやすくなってしまっているのは、コンクリートで埋め尽くされてしまって、土地本来の力を失ってしまっているからだそうです。

土の下には木の根っこや様々な菌がいて、土をとおして呼吸をしています。

けれど、コンクリートで埋めてしまうと呼吸ができないため、生物が住むことができなくなってしまいます。

昔のつくりであれば、

人工的につくったとしても、自然と共存するようなつくりになっていて、たとえば城の石垣のようなところも、石と木の根っこが絡みつくようなつくりにすることで強度を保っているということだそうなんです。

水はけの悪さの改善

昔の人たちは自然界と共存しながら暮らしていました。

そんな知恵を利用すると、たとえば水はけが悪いところを改善するということもできます。

今回の大地の復興の実践は、

地面の水はけの悪い部分を改善する

という内容でした。

そのやりかたはユニークです。

水はけの悪いエリアの両端に穴を掘ります。

30cmから40cmの穴を掘り、2m間隔でさらに深くスコップ上の大きさで穴を開けます。

次に、炭をまきます。

そのうえにはいろんな種類の枝を絡み合うように配置していきます。

そのうえには、コンクリート片、陶器・瓦というように置いていき、

最後には杉の木の葉っぱの部分を置いていきます。

こうすることで、雨が降ると穴の掘った部分に水が自然と流れ、水はけの悪さが改善するんだそうです。

昨日は晴れていたため、実際に水はけの悪さが改善したかどうかは雨が降ってからのお楽しみです。

大豆収穫

田んぼの横に大豆を植えていました。

大豆はとても丈夫で、草取りもほぼしていなかったのですが、ぐんぐんと成長してくれました。

稲刈りのシーズンには枝豆としていただき、11月になると大豆に変身します。

大豆は丸っこい豆の形を想像するかと思いますが、写真のように枝豆の枯れた鞘の中にまだ枝豆の形状のした大豆が入っています。

色は大豆のような黄色で形は枝豆のように細長い形です。

今回は収穫ということで、鞘をひたすらとりました。

とった後は自宅に帰り、野菜を干す道具で数週間乾かします。

乾かすと大豆の形が楕円からまん丸に変わるんですって。

これからその過程も楽しみです。

お米の受け取り

そして、お米を受け取りました。

玄米で7.5KG。

あれだけ頑張って7.5KGかぁ、という思いもありつつ、お米をつくることって大変なんだなぁって感じました。

田植え、草取り、稲刈り、脱穀と一連の作業を自分でしてきたお米。

食べるのが楽しみです。

そうそう、

MY田んぼでは、稲刈りした後の株からさらにお米が育っていて青い稲ができていました。稲って強い。

編集後記

今日は一日家にこもり複業活動の作業などをしました。昼には庭の大豆収穫も行い、さらに乾かす大豆が増えました。