たのしくブログ習慣の人体実験中...

質問シートでセルフコーチング

(Photo by Volodymyr Hryshchenko on Unsplash)

昨年末に、習慣化の先輩の伊藤良さんがご著書「何でも「続く人」と「続かない人」の習慣」の出版記念セミナーをされた際に、ひとり戦略会議のやりかたを教えていただきました。

それから2ヶ月が経ちますが、毎週欠かさずやっています。
しかも、飽きるどころか、いつも高揚感に包まれるんです。

ひとり戦略会議は、自分に質問を投げかけるようにして、シートを穴埋めしていきます。
一週間を振り返りながら、現状と理想像の差を見ていくことで、確実に自分の行動を一歩ずつ進められるようになっています。

今までも振り返りはやっていましたが、
正直義務感で追われてやっていたことが多かったです。

でも、
今回は確実に違います。

そして、
ふと思ったのが、「自分に質問をする」
というのがミソだなぁって実感しました。

さすがは
国際資格もとられているプロコーチのシートなだけあります。

参考 良習慣の力 〜良習慣道への挑戦〜 参考 何でも「続く人」と「続かない人」の習慣 伊藤良 著

オリジナルシートの質問はぜひ伊藤さんのイベント等に参加いただいて知っていただくとして、
今日は自分なりに質問シートをブラッシュアップしているなかで、自分に大きな気づきを与えてくれるものをご紹介します。

質問「マイミッションと会社のミッションのつながりはある?」

これは以前記事にも書きましたが、会社に使われる人になるのではなくて、自分株式会社というようにとらえて動くことがとてもとても大事だと思っています。

会社のなりたい姿があり、個人にはそれぞれのなりたい姿があり、
マッチングとして方向性が合致するからこそ一緒にやりましょう、
そんなイメージなはずです。

つまり、対等なわけです。

ちょうど今週は採用面接をしたのですが、そのときもぼくはあえて面接を受けてきた人に言いました。
だって、受け身で入られても嫌ですし、会社に選ぶ権利はあるのと同じように、面接を受ける側にも権利があるわけですから。

日々の仕事もそうです。
ついつい忙しさに振り回されると、目の前のことしか見えなくなりますが、
ときには冷静に考えてみましょう。

「マイミッションと会社のミッションのつながりはある?」
と。

それがあなたの会社にいる意味なんですから。

質問「つながりをもつために何ができる?」

上の質問の後には、この質問をするようにしています。

ついついしんどい現状があるとつい後ろ向きな考えになってしまったり。
ときにはぼくもそんなことがあります(恥ずかしながら(笑))

でも、後ろ向きな考えをしたって何も始まりませんよね。

なので、あえて畳みかけるようにこの質問をするようにしています。

他の人が動いてくれないとか、
嫌な仕事ばっかり押し付けられるとか、

そんなことはちっぽけなことなんじゃないだろうか。
いや、むしろそうだとして、それは自分にとって何かのチャンスなのかもしれない。

この質問を見るといつもそのように思えてきます。

ぼくはある日から
ファシリテーションやコーチングを学ぶ場
ドキュメントづくりや可視化の実践の場
プロジェクトマネジメントの経験を積む場
というように頭を切り替え、

そこにいかに繋げられるかというのを無理にでも探すようにしました。

そうしたら、

部下が愚痴ばかり言う
⇒コーチングの経験を積む場
⇒むしろありがたい存在

と思えるようになりました。

(あっ、もちろん完璧じゃないですけどね(^^))

質問「成長軸はどう?」

会社はいつも利益を見ています。
売上はどうか、利益は出るのか。
耳タコなぐらいに。

でも、個人という視点で考えると、
たしかに会社の一員なのでそこも大事だけど、より重視する点はいかに成長できているかというところです。

成長という視点で考えるならば、
たとえいつか会社との方向性が合わなくなったあときにも、自分で自分の道を自信を持って歩くことができます。

会社のミッションと自分のミッションのかけざんで考えている中では、
成長という視点を持って行動すれば、自ずと会社にも貢献できます。

一方で、
利益のため、売上のためだけを見て行動していくと、自分とは相容れない価値観のところで苦しんでしまうことも考えられます。
確かに売上は上がっても、みんなの笑顔はなく殺伐としている雰囲気なんてぼくには耐えられません。

なので、
自分という軸を中心に据えて「成長軸はどう?」という質問をしています。

質問「さらによくするには?」

この質問は、「成長軸はどう?」の後に加えますし、
他にもたくさんの質問の後にあえて入れるようにしています。

あえて「さらによくするには?」と質問をされるとよりよい未来を見ようとするものです。

「成長軸はどう?」←現状への質問
「さらによくするには?」←未来への質問

未来を見ると、今がしんどいときでも希望を持って進もうと思えてくるから不思議です。

質問「ほかには?」

コーチングで質問をするときには、水平質問といって、出された回答以外に他にないかを尋ねます。
「ほかには?」「○○○○○」「ほかには?」「○○○○○」「ほかには?」「○○○○○」

何度も質問されることで新たな気づきが生まれることもあります。

コーチングセッションであれば、立て続けに質問をしていくことができますが、質問シートではできません。
その代わりの工夫として、

3個答えましょう。5個答えましょう。
というように数字をあえて書いておくことで、水平質問と同じ役割をもたせることができます。

「ほかには?」
ってなにげない質問のように思えるかもしれませんが、実はとっても奥が深いんです。

質問のいいところ

コーチングも、ひとり戦略会議のシートもですが、
質問をすることでいいことが色々とあります。

とくに、ぼくがいいと思うことは以下の3点です。

・自分でテンション上げる質問をつくれる
・質問で考えが深まり、感情に気づける
・自分で自分の背中を押し行動できる

質問シートでセルフコーチングをしよう

今日は質問シートについて書いてきました。
いかがでしたでしょうか。

質問次第であなたに気づきを与え、行動を変えていくこともできます。
まさにセルフコーチングと言えます。

あなたはどんな質問シートをつくって、未来の理想へと近づけますか?

編集後記

今日ははじめての確定申告に行きました。昨年から複業活動を開始し一年以上が経つわけですが、収入や経費という視点で見てみると、給料でもらうだけの世界とは違ったものが見えてきました。なんだか背筋がのびるというのもありますし、起業家精神が注入されるようにも思えました。よしっ!今年もさらに活動の幅をひろげて、楽しみながら世に貢献していきます!!