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この先どうなるの?って不安に思ったら小さな一歩を踏み出してみよう

(Photo by Jukan Tateisi on Unsplash)

新型コロナウィルスの関係で、とてつもなく大きな変化が世界中で起こっています。

この先、どうなるのだろうって不安になる人もいるのではないでしょうか。

とくに、サラリーマンとして一つの会社で勤めている人にとっては、会社の状況がもろに自分自身に降り掛かってきます。

そんなときに意識したいのは、
小さく一歩を踏み出してみる
ということです。

倒産、吸収合併、その先にたどり着いたワンメッセージ

私は、現在は会社員として平日仕事をしながら、それ以外の時間は別の仕事をしています。

今の会社は4社目です。
1社目は「こんなはずじゃない」と新卒で入社してわずか9ヶ月で退職をしました。

2社目はリーマンショックの影響でお給料が本当に出なくなってしまい苦しさと悔しさの中で転職をしました。

3社目は会社の経営統合により別の会社に吸収合併されました。

そして、今は4社目で働いています。

2社目から3社目に移った「倒産」、3社目から4社目に変わった「吸収合併」。

これは自分ではどうしようもない外的変化によって環境が変わらざるを得なかったのです。

そして、それらは突然起こったのです。

ある日突然給料が振り込まれなくなったり、ある日突然会社が飲み込まれることになったり。

そのときには、私も平然とはできませんでした。とっても悩みましたし、自分だけではない、家族もいるという状況もあり、いろんなことを悩み考え続けました。

そして、たどり着いたのは、
1社目から2社目に変わったときと同じ感覚です。

それは、
「こんなはずじゃない!」
という思いです。

「こんなはずじゃない!」というと、なんだかネガティブな印象を思い浮かべられるかもしれませんね。

でも、

その裏返しには自分自身の理想があるとも言えるのです。くっきりと思い浮かべられなかったとしても確かに確実に自分の胸の内側には小さく燃え上がっている炎があったのです。

そして、
その「こんなはずじゃない!」というエネルギーを元に自分の今までの延長線上にはない行動をしてみたのです。

小さく一歩を踏み出すことで少しずつ感情に素直になっていく

行動と言っても最初から大きなことはしていません。

やったのはほんの些細なことです。

よく笑い話になるのですが、
私の場合は「コンビニで一週間のご褒美として500円を自由に使っていい」という許可を出しました。

飲み会代と比べれば小さな額ですね(笑)
その当時はお小遣いも少なく、一月500円×4回=2000円でも自分にとって大きな額ではあったのです。

一週間は無駄遣いもせずにガンバって働くことで、ご褒美として「500円を自由に使える」という権利ができるのです。

この「自由に使える」というのがこのうえなく大きなことでした。

毎週500円を何に使おうか。
最初は同じような商品が並んでいたとして(たとえば一つは20円だけ高いプレミアムなもの、もうひとつは定番品で20円安いもの)1円でも安いものを買おうと勝手に思考が働いて商品に手が伸びることがあったり、

好きなものではなく実用的なもの(食べたいものではなくお腹が膨れるもの)に手が伸びることがありました。

そして、
次第に自分のほんとうに「これが好き」「これが気になる」という感情を第一優先にした買い物ができるようになっていきました。

慣れてくるとどんどんとアクティブになっていく

500円のご褒美という些細なことがきっかけで、少しずつ自分の心に素直になっていきました。

そして、少しずつ自分の好きなこと、ワクワクすることをやるようになっていったのです。

水墨画体験に行ってみたり、
中学生に1時間だけ学校の教室で講義をしてみたり、
表参道の行列のできるパンケーキ屋さんに男一人で並んでみたり。

気づけば平日の夜と休日の多くの時間を自分の好きなことにあてるようになっていきました。

感情の先に見えるもの

このように感情に素直になっていくと、自分の心の中で思っていることを否定することが少なくなっていきます。

たとえば冒頭の、
「この先、どうなるのだろう」っていうことも自然と受け止められるようになっていきます。

また同時に
「自分は本当はこうしたい」という胸の内側から出てくる感情もしっかりとキャッチできるようになっていきます。

キャッチできれば、「次にどうする」「この先どうする」というのも頭だけで考えず、心も一緒に判断できます。頭も心も納得したうえで行動できると自信をもって進めることができます。

この感情をキャッチできないと、
頭だけで考えることになり、自分を説き伏せるように決断し行動をすることになるのですが、

そうすると、心がモヤモヤとしたまま違和感のもったまま進めてしまい、後でさらに困惑することになってしまうのです。

まとめ

もしあなたが今悩んでいるのでしたら、ほんの小さなことでいいので小さく一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。一歩踏み出した先に見えてくる景色がきっとありますので。

編集後記

今日も5時30分に起き、6時からの朝活に参加しました。その後、セミナーのサポートをしセミナー運営のラーニングを積むことができました。午後は久しぶりにのんびりとし、録画していた「半沢直樹」を見て楽しみました。