小学生のときの夏休み。
いつも楽しみだったのが、
一日の予定を立てることです。
理想のスケジュールというものですね。
朝6時に起きて、
ラジオ体操に行って、
朝ご飯を食べて、
宿題をする、
そして、そのあとに遊ぶ
午前と午後に別れた
2つの時計の枠の中に、
色を塗って書き込んでいきます。
その行為がとてもたのしいんです。
できたー!
ってなり、
明日からこのスケジュールでやるぞ!
って思い、
机の中にしまいこみます。
そして、
次の日。
しっかりと午前中に遊びます。
午前10時からルパン三世とかいろんなアニメが立てつづけにあり、
ついつい見入ってしまいます。
もちろん
午後も遊びます…。
翌日も、
また翌日も、
そんなこんなで時間が過ぎていきます。
けっきょく理想のスケジュールのとおりに実行に移すことができませんでした。
スケジュールに夢を描いて、
お腹いっぱいになってしまったのです。
では、
大人になった今はどうか。
手帳の前の方に、
月曜から日曜までの理想のスケジュールが貼ってあります。
やはり、
これを組み立てる課程がたのしいんです。
理想なので、
今とは別ものの生活がそこにはあります。
で、
たまーに見るんですね。
で、
ここはこうしたいと
できあがったものを更新するんです。
やはり、
この更新がたのしいんです。
じゃぁ、
実際に理想のスケジュールに近づいているかというと、
…(笑)
あっ、
でも少しは近づいたかな、
うんうん
今日もたのしみましょー!