たのしくブログ習慣の人体実験中...

MY田んぼに出会う[その2]

昨日につづき、MY田んぼの準備で匝瑳の大自然に浸かってきた話です。

MY田んぼに出会う[その1]

 

午前中は田んぼの草とりをしました。

その後おまちかねの昼休憩です。

 

天候はあいにくの曇。少し肌寒い中での田んぼに入っての作業でしたので、温かいものが食べたくなります。

 

お昼ご飯は先着でカレーライスが食べられたのですが、残念ながら先着に漏れ、我が家でつくったおにぎりをほおばりました。

そのカレーライスがおいしそうなこと。次回は絶対食べてやる!と息子といっしょに誓うのでした。

 

昼休憩はブルーシートや椅子に座りながら食べたのですが、その周りでは、重ね煮講座や、新鮮なお野菜や苗が売られていました。

 

みなさん、元々は東京で働いていたけれど、匝瑳に移住したり、もしくは東京と匝瑳とで二拠点生活をしている方たちです。

 

そんな人達の自己紹介もとても刺激的でした。

 

重ね煮講座は男性の方が、野菜と塩だけで水も使わずにつくりあげていきます。「たまにはTSUKIでも眺めましょ(通称:たまつき)」という昨年で閉店した池袋のバーで、今回の主催者の高坂さんがレシピとしても出されていたものだそうです。

 

試食したのですが、野菜の味が濃くって、塩と若干のマヨネーズというシンプルな味付けでもとても美味しかったです。

 

自己紹介は順々にやっていきます。

その雰囲気はとても温かく、笑いもあり、自分の番になっても特に緊張はしませんでした。人の前でなぜこのイベントに申し込んだのか、という話をするときは自分の中であらためて整理する必要があるんですよね。

 

そのおかげで、このイベントに対する想いを再確認できました。

単に楽しむというよりは、自分の未来につなげていきたいという強いがあるんだなって。

 

自己紹介の後は、野菜の苗を買いました。

ナスとピーマンの大きな苗です。

苗を売っている方との何気ない会話がまた心地いい。

 

そして、いよいよ後半戦スタートです。

 

午後からの作業は、

これからお世話になる田んぼの区画割りです。

 

一つの区画はとても大きいので、みんなで区画の線を引いていくのです。

 

竹を田んぼの端と端に刺し、間を紐で結びます。

 

作業は竹を切る人、田んぼを測る人など、30人ほどで手分けして行います。

 

はじめて会った人たち。午前中はあまり会話がなかったのですが、午後の作業は共同作業となるため、会話がはずみます。

そして、みなさんいい人ばかり。

壁を感じず話すことができました。

 

時に田んぼに入りながら紐をたぐり、時に大きな木のハンマーで竹を打ち付け、二時間ほどでしょうか。がっつりと作業を行いました。

 

最後に、MY田んぼに差し込む看板をつくりました。

看板は竹にペンキで名前を書くシンプルなものでした。

が、、、作業の間に雨が降ってきた影響もあり、ペンキが乾く前ににじんでしまいました(笑)

 

そして、作業の後はお待ちかねのMY田んぼを決める時間です。

区画を人数分に割ったわけですが、自分がどの場所にするかを決めるわけです。

 

決め方は話し合い。という平和なものではなく、早いもの勝ちです(笑)

 

我が家は、「小学生の息子でも田植えができる場所にしなさい」という司令がくだっていたため、水が深くない場所を選ぶ必要があります。

(そう、ぼくが雨の中労働している間、家族は車の中でぬくぬくとしていたわけですが、いっちょ前に司令をくだすのですよ…笑)

 

そして、主催者の人の合図とともに、MY田んぼを選びに自分の好きな場所へと散ります。

 

運動会なみの競走が繰り広げられると思いきや、バトルはなく平和に決まりました。

我が家も無事、水の深くない場所となりました。ホッ…。

 

MY田んぼには先程の看板を突き刺します。

田んぼの中には二週間後に植える苗がこちらを見ています。

 

最後に後片付けをし、最後の案内を聞き、帰路へつくのでした。

 

さて、二週間後の田植えではどんなことが起こるのか。今から楽しみです。

 

では、今日も楽しみましょう!