昨日につづいて、田植えの体験を記します。
前回の記事はこちら。
MY田んぼで田植えをする[その1]お昼時間
午前中に田植えは完了し、つづいて昼食です。
昼食の前に、いったん泥まみれになった息子の長靴を洗います。よくもまぁここまで激しくと思えるほどにすごいありさまでしたが、本人は靴下で砂利の上を歩きながらなんだか楽しそうでした。
そして、昼食です。
田んぼで動いた後の御飯がまたうまいんです。運動した後ってお腹がすいてうまいけど、大自然の中に浸かって食べるのがまたいいんです。
自然という環境がまるでおかずのよう(笑)
2.5合の御飯とパンという量を軽々と食べてしまいました。2.5合というのは普段の4人であまるぐらいの量なんですよ。いやー、食が進みました。
自己紹介
昼食後は、前回の田植え同様に自己紹介をしていきます。今回は前回紹介できなかった方が紹介されました。
ご夫婦でこられた方、ヨガをされている方、ポジティブな方、住む場所を検討されている方、といろんな方たちがいらっしゃって、とても親近感を覚えました。
みなさんの話を聞いているとそれだけでわくわくしちゃいます。こういった話をきっかけに仲良くなっていくのもいいですね。しかも、会社という組織とかビジネスでの繋がりではなくって、価値観の合う人達との交流ってすごく心が喜ぶんです。
一番印象に残ったのが、今年のMY田んぼ参加者の中で一番の人生の先輩の71歳の方のお話。お二人いらっしゃって、どちらの方も、まー元気です。僕らなんかよりも元気でそれだけで刺激になります。
僕らの世代はネットで検索してイベントに申し込んだりするのですが、その先輩はラジオで聞いたのをきかっけに、お子さんにネットで検索してもらって電話番号を仕入れて、電話をかけるという流れでMY田んぼに申し込まれたそうです。
申し込みまでのハードルが高そうですが、そんなことを感じさせない元気なトークでした。
午後の作業
午後の作業は、午前中で田植えが終わっていない人は引き続き田植えをしつつ、田植えが終わった人は他の方の手伝いをしました。僕は午前中に田植えは完了していたので他の方の手伝いをしました。
田車で作業
お手伝いをしたのは、今年で田んぼ6年目の先輩の田んぼです。
田んぼを見ると、土の塊がゴロゴロとしていて、田んぼに水も張っていない状況でした。
土が固まっていて区画の隅まで水が行き渡らないそうなんです。そこで、土をほぐしていく作業をしました。
使った道具が田車というもの。
なんだか楽しそうでしょ。これを見た瞬間やりたい!ってわくわく度満開でした。
が、、、
いざやってみると、とてつもなく重労働なんです。
作業自体は田車を前後にするという単純なものではありますが、思いのほか力がいります。そして、やってもやっても終わらないという状況…。手にマメをつくりながらの作業です。
作業が終わる頃には5つのマメができていて、さらにそのマメもつぶれ、高校時代の剣道の練習以来ひさびさにたくさんのマメをつくりました。
でもですね。
大変だったけど、たのしかったんです。そして、すごい爽快感がありました。生きてるって感じです。
振り返り
一日の作業を終えて、振り返りです。
振り返りの前に複数の方と話したんですが、この時間がまた楽しかったです。
そして、振り返りは全員が思い思いで話をしていきます。
田んぼの田植えという同じ行為でも、そのうちにある思いは人それぞれで、その多様性を聞くのもまた勉強になりましたし、楽しかったです。
以上、田植えの一日でした。
一日身体をつかって疲れたーという感覚はありますが、疲れたよりも充実感があったなぁっていう思いの方が強いです。
自然の中での作業は疲れを吹き飛ばしてくれるパワーがあります。
MY田んぼ、楽しい田植えが終わったら終了ではなく、次は草抜きが待っています。けっこうたいへんらしいのですが、それもまた楽しみです。
では、今日も楽しみましょう!