毎日往復4時間〜5時間もかけて通勤をしています。
年間で換算すると1,000時間という膨大な時間に膨れ上がります。
通勤時間が長いと嘆いていても、現実は変わらない。そこで、時間を1分たりとも無駄にしたくないという思いで工夫している点がありますのでご紹介します。
1.時間を因数分解する
往復4時間〜5時間という時間。この時間だけを見るととても長く感じますが、これを分解していきます。分解することで見えてくることがあります。
それは、どの時間で何ができるかということです。
片道2時間の中で、私の場合は、自転車で走る時間があれば、電車待ちの時間もありますし、座れる時間帯もあります。
自転車の時間は手で何かを使って作業はできないという制約はありますが、座れる時間があればPCを広げることもできます。(今まさにPCを広げてブログを通勤時間で書いています)
それを全て可視化していくんです。
- 0550-0623:自転車(頭・耳)
- 0623-0633:歩き〜電車待ち〜電車〜電車待ち(頭・耳・本&スマホ・紙)
- 0634-0710:座れる(頭・耳・本&スマホ・紙・PC)
- 0711-0745:歩き〜電車待ち〜電車〜歩き(頭・耳・本&スマホ(・紙))
- 0745-0755:始業までの時間(頭・耳・スマホ・紙・PC)
カッコで書いた中は、使えるものです。
自転車は頭の中で考え事をすることができますし、片耳にイヤホンさして何かを聞くことができる。でもそれ以上は何もできない。
逆に座れる時間はなんだってできる。紙で書くこともできれば、PCでなにかの作業をすることもできるのです。
2.手段別やりたいことリストをつくる
次に、手段別のやりたいことリストをつくります。
- 頭:日々出てくることへの考え事やアイデア捻出
- 耳:オーディオ学習、癒やしor乗せる音楽
- 紙:考えを深める(日々の問題ややりたいことを実現するための母艦)
- PC:作業(複業やブログなど)
3.習慣に乗せていく
「1.時間を因数分解する」で書いたリストで、そのときどきでどんな手段を使えるかを可視化したわけですが、それと「2.手段別やりたいことリストをつくる」で出てきたやりたいことをつなぎ合わせます。
座れる時間はなんでもできます。ここでオーディオ学習に当てるともったいないです。PCや紙で考えるという行為はとても貴重な時間となるので無駄にしないようにします。
- 0550-0623:自転車→考え事をする・オーディオ学習する
- 0623-0633:歩き〜電車待ち〜電車〜電車待ち→考え事・紙で深める
- 0634-0710:座れる→PCで作業または紙で深める(複業)
- 0711-0745:歩き〜電車待ち〜電車〜歩き→オーディオ学習・スマホで習慣化のコメントなど
- 0745-0755:始業までの時間→PCで作業または紙で深める(複業)
このようにするとルーティンがかたまってきます。そして、それを毎日やれば通勤という制約がある中でも自分のやりたいことが最大限できるようになります。
通勤時間って実は習慣化のパートナー
いつでも何やってもいいよ、ってなると人はなかなか行動に移すことができないのですが、通勤時間って毎日必ずやるという制約があるので、それをうまくつかうことで行動に移すことができるんです。
しかも決まりきったルーティンが確立しやすいので、習慣化のパートナーとなりえます。
私はこの時間があることで、様々な習慣化を実現しています。
むしろ休日のいつでも何でもできるという時間のほうが、あまりやりたいことができていないような(笑)
もしあなたが、通勤時間が長くて嫌だなぁって思われていたら、むしろ発想の転換で習慣化をつくれる良い機会だととらえてみましょう!
それでは今日も楽しみましょう!