(Photo by Estée Janssens on Unsplash)
企画を考えようって思っても、なかなか案が思いうかばないことはありませんか?
見えて初めて意見を出す人たち
私は今までに15年ほどウェブ開発に携わってきました。
ウェブを作るうえでは、
要件を決めて、機能を決めて、デザインやシステムを作っていきます。
要件を決めるのがとても大事で、それが決まった状態で進めるのが好ましいです。
なぜなら、デザインも決まり、システムの組み込みが始まってから要件が変わると後戻りをしなければならないからです。
後戻りをすると、スケジュールの遅延はもちろんのこと、コストも余分にかかってしまいます。
けれど、
要件の段階ではあまり意見が出てこないことが多いです。そして、デザインができてからだったり、システムが動くようになってから要望が出てきます。
ときにはこんなはずじゃなかった、って。
つまり、
人は形のない段階ではイメージがしづらいのです。
企画の案を出すには?
企画でなかなか案が思いうかばない原因は色々とありますが、案が浮かびやすくなる方々があります。
それは、可視化をするということです。
ラクガキのような感じで頭の中におぼろげながらにうかんだことを吐き出すように紙に書いていくのです。
文字だったり図や絵を入れていきます。
このとき大切なのが全て出し切るということです。些細なことや、こんなこと書いてもなぁってのも書き出してしまいます。
そして、
その書いたものを俯瞰します。
すると、
ふと思いうかぶことが出てくるのです。
このときも、
こんなこと書いてもなぁってものがあっても全て書いていきます。
ゴチャゴチャになってきたら、書き直したり、デジタルに起こしてみます。
そして、またそれを俯瞰します。
また気づきがあります。
このようにして、進めていくことで、案が浮かばないと思っていた企画の案ができてくるのです。
進めるうえでのポイント
とにかく軽い気持ちで書いていきます。こんなの書いたって仕方ないって思う人もいるかもしれませんね。あるいはこれは間違っているんじゃないかと躊躇してしまう人もいるかもしれません。
これは、完璧主義な人ほどその傾向が強いです。
なんでわかるかって?
それは、私がもともととてつもなく完璧主義だったからです。
ついつい
最高の状態のものを作らないといけない、人に笑われるようなクオリティーのものなんて出せない。そんなことばかりを考えていました。
そう考えると、より一層プレッシャーがかかり、進めることができなくなっていくのです。
そう、自分で自分の首を締めていたのです。
けれど、最近思うのは完璧なんて幻想にすぎないということです。人ひとりが考えつくのには限界があるのですから。であれば、いったん自分が思いつく限りのことを書いてしまって、あとは人からフィードバックをもらって補正して進めていくのが効率的なのです。
いかがでしたでしょうか。
もしあなたが企画の案で困っていることがあれば、まずは可視化をしてみてください。そう、鼻歌まじりの軽い気持ちで、ですよ(^^)
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日は朝から打合せをし、その後習慣化の学校がありました。充電・放電・未来日記と感情を感じるアウトプットをやり、自分自身の新たな気付きがありました。その後懇親会で楽しい時間を過ごし帰路へとつきました。