たのしくブログ習慣の人体実験中...

疲れたときこそ自分の心が喜ぶわくわくをやろう

この前の金曜日は、夕方ぐったりとしていました。

原因は睡眠不足…。

徹夜をしたというわけではないのですが、毎日少しずつ睡眠負債がたまり、ジワジワと効いてきたのです。

けれど、この日は自分のわくわくすることを晩にやろうと思っていたんです。

ぐったりとしていると、正直帰りたいという思いもあったのですが、この金曜でなければならない理由があり、ぐったりな自分に鞭をうって動いたのです。

どうしても金曜にやっておきたかったのは2点ありました。

ひとつは、万年筆を買いに行くこと

もうひとつは、高畑勲展に行くこと

です。

そして、

これら2つを行った後は、びっくりするぐらいに胸が高ぶり元気になっていました。

万年筆は、木曜にセッションを行ったときに、セッション相手のYさんの使っていた万年筆に一目惚れをしたのです。

思い立ったが吉日で動かないと、怠け者の自分としては熱が冷めると行動ができないので、金曜にさっそく買いに行くことを決めていたのです。

銀座・伊東屋というオシャレな文房具屋さんで、ガラスケースの中に並んだ万年筆。

試し書きをします。

うん、良い!

最終確認をし、選んだのは黒色の木軸の万年筆でした。

木でつくられたものが好きなのですが、ペンについても木の軸で作られているものに以前から憧れていたので、この万年筆に出会えたことがうれしかったです。

購入するときは身体全体が熱くなるような感覚があり、眠気も吹き飛んでいました。

万年筆の購入後は、高畑勲展に行きました。

実は伊東屋で万年筆以外にもリーガルパッドというアメリカの弁護士で愛用している人が多いという黄色のノートを買ったのですが、これがまた重い。

普段からカバンが重いのに、このノートが追加になり、ますます重くなる始末。リュックが肩に食い込むぐらいだったので、それを背負いながら歩くのもちょっと大変でした…

が、高畑勲展はこの日を逃すと行けなくなるので、肩に食い込むリュックをしっかりと感じながら国立近代美術館に向かいました。

高畑勲展では、アルプスの少女ハイジからかぐや姫の物語まで自分の知っている名作だけでなく、高畑勲さんの初期の作品からの想いを感じる展示で満たされていました。

高畑勲展でいちばん心に響いたのが、自然の美しさの表現力です。ハイジの過ごした場所に、おもひでぽろぽろで出てくる日本の大自然、平成狸合戦ぽんぽこのタヌキたちがずらっと並ぶ鐘の風景。

原画の一つ一つを観るたびに、元気をもらえたのでした。

高畑勲展は閉館まで観ていると確実に翌日も睡眠不足になると思い、早めに退出しようと思ったのですが、ついつい見とれてしまい、結局閉館までいることになり、翌日にさらに睡眠負債を持ち越したのでした(笑)

けれど、美術館を出た後はとても気分がよく、眠いはずなのにテンションが上っているせいか、地下鉄を使わず皇居の周りを歩いて帰ったのでした。

サラリーマンのお父さんの姿として、平日はつかれるから休日はソファーでのんびりと過ごすというのがあるあるです。

ソファーでのんびりと過ごすのは身体を休めるという点ではいいのかもしれませんが、頭脳労働をしている人にとっては身体は平日は疲れてはいないはず。どちらかというと、脳が疲れているので、そんなときこそ自分の好きなことをやったり、心が癒やされることをしたほうがエネルギーがUPしていいのではと感じました。


もしあなたが忙しい毎日を過ごされているようでしたら、あえて自分の心が喜ぶわくわくすることをしてみてはいかがでしょうか。時間がもったいないって最初は思うかもしれませんが、そういった充電行動があると元気になれて生産性もきっとUPすることでしょう。

 

それでは、今日も楽しみましょう!

編集後記

今日はたまりにたまった家のことを色々とやりました。カーテンをレールごと取り替えるというちょっと大変なこともやり、やり終わった後は達成感がありました。やろうやろうと思ってから数ヶ月が経っていたのでようやくの実現です…。