(Photo by Lennart Nacke on Unsplash)
今プロジェクトマネジメントの本を読んでいるのですが、その中に興味深いものがありました。
学生症候群というものです。
本から引用すると、
「学生症候群」とは、時間余裕を与えたとしても最初にその時間余裕を使ってしまう傾向を表すものです。
「プロジェクトマネジメント」実践講座 / 伊藤 大輔 (著)
この一文を読んで、思わずうなずいてしまいました(笑)
自分自身もそうなんですが、
ついつい時間があると思うと後回しにしちゃうんですよね。
それも、チョーかんたんなことだったとしてもつい…
そして、直前になって慌ててやるものだから、突発仕事やトラブルがあるとできないことも…
ぼく自身も最近部下に仕事を任せたときに、とてもかんたんな作業にも関わらず「できない」が複数回続いたことがありました。
一週間の余裕があるから絶対できるでしょ、というようなものですがそれでもできなかったのです。
会議で何度も「やってないですね?来週までにやってくださいね。」を繰り返したのです。
で、3週連続でできなかったので、会議の中で確認をしてその作業を終わらせたのです。かかったのはたった10分です。
もしかしたら、学生症候群に置き換えると、期限を一週間後ではなく、今日中したならば実行した人が増えたのかもしれません。
期限は長ければいいというものでもないという学びでした。
いかがでしたでしょうか。
あなたも心当たりがありましたら、あえて期限を短くしてみることもおすすめします。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日は会社の部署横断型プロジェクトのファシリテーションをしました。もともと人前で話すのは得意ではないのですが、今日はスムーズに話をすることができました。会社の仕事をやるうえで、もちろん会社に貢献するというのはありますが、自分自身の成長につながる実感が持てるととてもうれしく思います。