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会社の仕事と自分のミッションをつなげるとパワフルになる

(Photo by David Iskander on Unsplash)

昨年から複業活動をスタートしました。
スタートする前と後とでは大きく変わったことがあります。

今日はその点をとりあげていきます。

1.時間意識が強くなる

まずいちばん大きかったのは、時間意識が強くなるという点です。
会社の仕事をしながら、空いた時間で別の仕事をするわけですので、当然といえば当然ですね。

そして、その仕事は常に相手や仲間がいるわけですから、中途半端にやるわけにはいかないんです。

自分だけの約束事だとついつい後回しとなってしまうこともあります(笑)
が、このように自分以外の人たちと活動をすることは、常に自分の気持ちを引き締めてくれるのです。

そして、内容がコーチングだったり、人生を変えたいと思っている人たちのサポートだったりするので、ぼく自身もチャレンジしつづける必要があります。

サポートしてる人が、ダラダラとしていたらそんなサポートを受けたいと思っていただけませんので(^^;)

なので、いかに時間をつくり活動していくのかを日々考えています。

ただ、ここでちゃんと考えなければならないのは、健康面です。
ついハードワークになりすぎるんです。

また、家族との時間やのんびりとする時間が必然的に少なくなるので、その部分も一線を越えないようにしていくのも考えていく必要があります。

時間の意識は高まってますが、今のぼくの時間の使い方がベストだとは思いません。

というよりも、日々試行錯誤しながら、最適解を模索しています。

ただ、複業を開始するよりも自己肯定感が高まったり、充実感が増えているのは間違いありません。
そういう意味合いでも複業活動はとても意味のあることだと思います。

2.会社にへいこらしなくなる

はい、へいこらしなくなりました。
あっ、以前よりはです(笑)

会社の組織の中にいると、どうしてもトップダウンというのがあります。
それはもちろん避けては通れないこともあるのですが、中には理不尽なものもあったりするわけです。
ひどい場合は人間的にどうかと思ってしまうことも。

そんなときに、以前だと反発することもなく、内側にいらっとする気持ちを閉じ込めていました。そして、愚痴を言うというあまりいいとは思えない行動に走っていました。

今は、以前よりは口に出すようになりました。

常に何かを否定をするという意味ではもちろんありません(笑)。
そうではなく、自分が思ったことはしっかりと伝えるようになったということです。

で、そのように伝えるようになると、意外と相手はそこまで考えてなかったり、考えを見直してくれることもあるということがわかったんです。

そうです。別に相手は自分がベストと常に思って何かをやっているというよりは、悩みながらやっていることも多いんですよね。

なので、自分の感じたことをしっかりとフィードバックすることで、一緒に仕事をつくりこんでいけるようになったんです。

そう、常々思うのは、上下関係なんてないんです。
それぞれの役割のプロとして対等に一緒に仕事をしていく。そんな姿勢がぼくは好きです。

3.自分軸で考える癖が生まれる

何年か前にマイミッションをつくりました。ミッションをつくってしばらくはただただ眺めていました(笑)

で、紆余曲折あって、複業活動をしようと思ったのは、ミッションを実現したいと思ったのも大きな理由の1つです。

マイミッションは、会社の企業理念と同じようなものですね。
企業理念があって事業があり、従業員はその枠の中で働きます。働いたもので世の中の人に貢献すれば、感謝が収益という形になり返ってきて、それを積み重ねることで理念が実現していく、という感じかと思います。

会社以外の仕事をしているときはマイミッションの実現をするために、って複業活動開始したばかりのときはそのように考えていました。

でも、
会社の仕事の時間のほうが時間という尺で考えると圧倒的に大きいんですよね。

で、
最近は、会社という1日の中で多くの時間を占める活動も、マイミッションにつなげてしまえと思って行動しています。

最初はそんなのってあるんだろうか。

なんて考えていたのですが、
今ではしっかりと見つけることができました。

会社の仕事ではWEB開発のプロジェクトマネジメントをしています。
自分には向いてないかもと思っていた時期もあったのですが、今はマイミッションとつなげることができるようになったので、そこまで苦には思わなくなりました。

では、どのように紐付けたかというと、

ぼくの中でやりたいのは、
「学校では教えてくれない大事なことを人に教え、笑顔になってもらいたい」というものがあります。

たしかに、プロジェクトマネジメントは誰かに何かを教えるというものではないのですが、ぼく自身がやりたいことはファシリテーション能力が求められますし、活動はプロジェクト単位で動くことも多分にあります。

そう考えると、
今のWEB開発のプロジェクトマネジメントと重なるところも多いとわかったんです。

ただ、中身が違うというだけなんですよね。

それがわかってからは、ファシリテーション能力を鍛えるために、会社の司会進行は練習の場と思って進んでやるようになりました。(以前はむしろ司会なんて赤面症の自分には無理無理無理って感じ(笑))

プロジェクトの進行についても受け身ではなく、どのようにすれば人が動くのだろうか、楽しんでいきいきと活動してもらえるだろうか、と考えるようになりました。

そのように、自ら考えて動けるようになると、以前よりも会社の仕事は楽しくなっていったのです。

会社以外の仕事をしていると、会社のことがないがしろにされているのではないかと思われることもあるのですが、そうではなく相乗効果が発揮できていると思うんです。

それは、
会社の仕事だから、会社以外の仕事だから、
という軸ではなくて、

自分のミッションを実現するための手段としてどう活動していくか

という軸で動いているからだです。

そのミッションの実現のために手段としての仕事が機能するのであれば、それはやり続けるでしょうし、そのベクトルが合わなくなったら見直すということになります。

「2.会社にへいこらしなくなる」で書いたのと重なりますが、会社と自分はあくまで対等であり、それぞれのやりたいことのベクトルが合うのであれば一緒にタッグになってやり続ければいいでしょうし、そうでなければ見直しも必要だろうと考えています。


以上、複業活動を開始してからのことを過去と照らし合わせながら書きました。

いかがでしたでしょうか。

複業活動というとハードルが高いと思われることもありますが、些細なことからスタートするのもとてもいいと思います。

やってみると見えてくることがあります。ぜひ興味がありましたらチャレンジしてみてくださいね。

編集後記

今日は会社の会議づくめでした。会議の改善についてディスカッションする場を持ったのですが、いかにスタッフが普段言いたいことが言えていないかを感じる時間となりました。今までの文化などの影響もありますが、どうせ仕事をするなら風通しのいい文化にしていきたいと思いました。