(Gerd AltmannによるPixabayからの画像)
「同じこと聞かないでよ」
「すみません…」
こういった会話、たまに会社の中でも聞こえてきます。
こういったことを言われると、質問した人は心が折れて質問ができなくなってしまってもおかしくありません。
質問ができないと、
それはそれで後でトラブルに発展してしまうことも。
「なんで聞いてくれなかったのよ」
なんてことを言っても後の祭りです。
さて、
今日、ビジネス系の勉強会があったのですが、そこでの気づきがあったので記事にします。
相手が悪いこともある
同じことを聞いた
というのが事実だったとしても、
同じことを聞かないといけないぐらいに、
質問の回答のしかたがよろしくないことがあります。
たとえば、
回答の中が専門用語すぎたり、何を言ってるのかわからなかったり。
あまりにも回答が長すぎて、全体を把握できなかったり。
そう、
同じことを質問した際に、
質問した側が100%悪いというわけではなく、回答者の問題も十分にあありえます。
質問することでメリットになる
同じことを質問したときに、
相手がメリットになることがあります。
捉え方によっては、
質問に対する回答をすることで、
その回答の中身を話しながら、回答者自身の頭の整理ができるようになることがあります。
あるいは、
回答をすることによって、
回答者自身がまだ理解が不足している内容があるのであれば、回答をすることによって、理解を深めることもできるのです。
一番効果の高い勉強法は、教えることとよく言われますが、まさにそれです。
また、質問者と回答者だけではなく、
それを見ている第三者がいたとします。
質問者の問いかけに
「そうそう、俺も同じこと聞きたかったんだよ」
という人がいたとしたら、その人にとってもメリットになるわけなんですね。
そう考えると、
質問することで、自分以外の人も得をする、Win-Winの関係にもなりうるわけです。
コミュニケーションは思いやりから
子どもを育てたことがある方ならわかりやすいのですが、これを子育てと置き換えてみたらどうでしょうか。
子どもは何度も同じ質問をしますよね。
そのときに、「何度も同じ質問をしないでよ」
って言うでしょうか。
よほどじゃないかぎり言いませんよね。
根気よく教えることで、少しずつ子どもたちは成長していくものですから。
質問に対する回答は、
別にそれに答えることなんて、何十分もかかるわけではないのだから、思いやりの精神で、回答してあげたいものです。
あなたはどんな受け答えをしますか?
編集後記
今朝も6時前に起き、朝活に参加し8時30分までみっちりと自分にとって大切な時間を過ごしました。その後ビジネス系のスクールに参加し、大きな刺激をもらいました。やはり仲間がいると頑張ろって思えます(^^)