たのしくブログ習慣の人体実験中...

ドキュメント力は思考力の筋トレ

とっても地味だけど、
強烈なインパクトのあるものがあります。

それはドキュメント作成です。

ドキュメント作成って聞くと、
むしろメインではなくサブのような位置づけだったり、
新人が作業としてやらされる

というイメージが強いかもしれません。

だから軽んじられたり、
けっこう時間がかかるから作ること自体が後回しになったり、
ときには煙たがられたりします。

私は今は会社員としても働いており、
システム開発の管理をしているのですが、
現場メンバーが決まってやりたがらないのがドキュメントづくりです。

ドキュメントがなくって、
後で困ることなんてざらだし、
トラブルが起こったときの再発防止策に上がってくるのが、
マニュアル化、手順化だったりするんですけどね。

そんなドキュメント作成。

なんだかネガティブな印象を持っている人もいるかもしれないのですが、

私が思うのは、
思考力を鍛えるのにもってこいな手段ということです。

なぜか。

ドキュメントをつくるためには、
なんとなく情報を放り込めばできるという類ではないのです。

そう、
情報の構造化をすることが必須です。

この構造化、
論理立てて整理をする必要があるので、
理解をしていない状態ではつくることができません。

逆に言えば、
ドキュメントを作れた時点で、
その理解度は相当なレベルに達していると言ってもいいでしょう。

なので、
何かを極めたいと思ったときに、
ドキュメントをつくってみることはオススメなのです。

また、
自分用の資料ではなく、
他者に、それも多くの人に見せる資料となると、
わかりやすさというスパイスも入れる必要が出てきます。

そこで、
ものごとを噛み砕いて説明する能力も鍛えられるようになるのです。

ドキュメントの作り方は色々とありますが、
最初はごくごく小さな部分からまとめることからスタートをし、
徐々に広い部分まで広げていき、
さらには、なかったものを思考しながら生み出し、想像したものを可視化するレベルにまで達すると相当頭の整理力がついていると言ってもいいでしょう。

あなたはドキュメントづくりは好きですか?
もし嫌いと思った方は思考のトレーニングと思ってやってみることをオススメします。