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具体→抽象→具体でビジネスのヒントを探る

(Photo by David Travis on Unsplash)

「うちとは程遠いから関係ない」
「あのお店は特殊なんだよ」
「この条件がないからうちには無理」

商売をしていて
勉強熱心な人でも、

ついついこのように
できない思考に陥るケースはあるものです。

そんなときは、
見方を変えてみると、
思わぬヒントに気づけることもあります。

数ヶ月前からマーケティングの勉強のコミュニティに入っているのですが、

そこでたびたび出てくるのが、
具体→抽象→具体
という言葉です。

マーケティングは
完全に真似すればうまくいくというものではなく、

成功要因を
いかに自社に転用できるかがポイントになってきます。

そのときに必要な考え方が、
具体→抽象→具体
です。

ある事例(具体)が
あったとして、
それはそのまま自社に使えるということはほぼないです。

そこで、
大切なエッセンスを
抜き取ってみる(抽象化)のが大事になります。

そして、抽象化したものを、
自社に当てはめるとどうだろうか(具体)と考えて、
はじめて他社事例を自社に活かすことができるようになります。

たとえば
ある実店舗では
お客様に手紙を出すことで
リピート率が向上したとします。

でも、
うちは手紙を出す予算がないし、
とか、
そもそも住所を保有していないからできない

と思うかもしれません。

手紙を出すことは実際にできないかもしれませんが、

実は
手紙を出すことが本質ではなくて、
自己開示をしてお客様と絆をつくることが本質だったとすると、
手段は手紙にする必要もないわけです。

・具体:手紙を出す
・抽象:自己開示&絆づくり
・具体:SNSで自己開示をしつつ絆をつくる

このように、
具体から抽象を導き出し、
そして自分の店ではどうできるかを考えていくことができます。

こう考えていくと、
あらゆるものが
自店舗にとってのヒントになっていきます。


あなたはどんなビジネスをしていますか?

全く別の業界で目に引くものがあったとして、あなたはどんな行動をしますか?

もしかしたら視点を変えることで思わぬアイデアが出てくるかもしれませんよ!

編集後記

今日も5時30分に起き朝活に参加しました。尺八を吹く人、ウクレレを奏でる人、振り返りをする人、運動をする人、本を読む人などなど、朝活はみんなが自分にとって大切なことをする時間なのですが、多様性の楽しさを改めて感じました。