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複業家。お金以外に得られるもの

(Photo by Manuel Cosentino on Unsplash)

昨日は複業家さんのセミナーに行ってきました。

その方は3つの会社にまたがって仕事をされており、こんな生き方もあるんだって私の中に刷り込むことができました。

その方が話されていた中で一番印象的だったのは、複数の会社にまたがって活動しているからこそ、自分のやりたいことが満たせるということとです。

お金以外の大切なこと

複業家の活動はお金だけが目当てではないんですね。

たとえば、誰かに何かを教えて、お金は入ってこない。けれど、「ありがとう」って言ってもらえる。

会社では、やるべきことをやって、ミスをしたら怒られるけれど、やるべきことをやっても褒められるわけではない。けっこうあるあるなんです(笑)

たくさん褒められるために仕事をしているわけではないにせよ、感謝というその人を認める行為がないと、人のモチベーションって下がってしまうんですよね。その環境に慣れれば慣れるほどに。

そこで、会社とは別の活動をして、「ありがとう」をもらう。そうすると、自分という存在を価値あるものと思えるし、自己肯定感が高まるんです。

この自己肯定感を高めるというのがとても大切です。

自己肯定感が高まると何よりもやる気が出てきます。

やる気が出れば、どんどんとチャレンジできますし、自己成長もしていけるのです。結果として、器も広がっていきます。

プロボノと緑のおじさん

そういった話の中で、プロボノをしている方の例が出てきました。

その方は会社ではやはり褒められないのですが、同じスキルを活用して外部の方の支援をする。お金にはならないけれど、「ありがとう」という言葉を投げかけてもらうことで、とても充実感を得られるそうです。

会社ではお金をもらう、ただそこに専念して、人としての価値を認識する活動はプロボノでやっているのですね。

ほんとは、会社の中ですべてが満たせるといいのは言うまでもありません。

こういった話を聞きながら、自分の職場はどうだろうか、自分は部下に対して「ありがとう」って言えているだろうか、と自問自答しました(笑)

また、通勤するときにたびたび見かける「緑のおじさん」。

定年退職された方が、子どもたちの通学時間に交通安全の旗を持って、車の誘導をしてくれます。

以前の私は、定年退職をしてから子どもたちのために活動するってすごい人たちだなぁって思っていたのですが、もしかしたら緑のおじさんたちは、「ありがとう」という感謝の気持ちを受け取ったり、子どもたちの元気な姿を見ることで、自分も元気をもらいたくてやられているのかもしれないなとも思ったのです。

お金ではないけれど、自分を満たしてくれるとても大事な要素なのかもしれませんよね。

自分にできることからスタートする

複業っていうと、なんだか特別なことをしているように聞こえますが、上記のように収益が得られなくても自分を満たすことのできる活動ととらえるならばいろんなことが含まれてきそうですよね。

お金のために働くこと、それも大事だけれど、人生という自分の枠組みでとらえるならば、豊かさを満たすため、幸福感を満たすために活動することがとても意義のあることだと思うんです。

あなたはどんなことからスタートしますか?


それでは、今日も楽しみましょう!

編集後記

昨晩は会社帰りに複業家さんのセミナーに行ってきました。今回の記事のような新たな気づきを得られました。そして、そこに集まる人たちも多様な人たちがいらっしゃり、とても大きな刺激になりました。