(Photo by Gemma Evans on Unsplash)
学生時代はサイクリング部で日本全国を真っ黒になりながら自転車で動き回っていました。1日が終わると意外とまじめに、反省会なるものをやっていたのです。
この反省会。
反省会という名前のとおり、空気が重く、ネガティブなことばかりが表面化しています。
反省会をやる前は、みんなで楽しみながら活動していたのにもかかわらず、ズーンと気分が沈んでいたのです。
反省会という名前
学生時代に限らず、大人になってからも、反省会という名のものには参加しています。やはり、反省をしようとするんですね。
それはそれで素晴らしいことですし、弱みを補うために、次に活かすための議論はなされることでしょう。
大切なことを見る欠如
反省はいいけれど、そこでスコーンと抜けているものがあるのにお気づきでしょうか。
そう、「よかった点」を見ることです。
「反省会」という名前で開催すると、意識が反省することばかりに目がいきます。
反省して、モチベーションが上がっていけばいいのですが、多くの場合は解決できないようなダメ出しのオンパレード。気分が沈むし、テンションがガタ落ちなんてことにもなりかねません。
良かった点と悪かった点の両面を見る
最近、私が強く思うのは、悪かった点よりも、むしろ良い点を見ることの大切さです。
人は、何も言わずとも、ネガティブなことには目が行きます。ぶっちゃけ、何もせずとも、勝手に自己否定したりして、反省しているものなんですよね。
でも、それらはモチベーションをあげてくれません。
モチベーションをあげるのは、良かった点にフォーカスすることなのです。
「今日は○○ができた。○○もよかった。」って、あれもこれもという良い面を見ていくと、気分が晴れてきませんか?
そうなんです。
気分が晴れてくると、次はもっとこうしようって思えてくるものなんです。
もちろん、良い面だけ見ても、次につながらないこともあるので、大事なのは両面を見ることです。
良い点、課題な点、次に活かす点
最近私がよく使っているフレーム。KPT、またはGPS。
どちらも、良い点、課題だった点、そして次にどう活かしたらいいか。
という視点で見ていけます。
ここで大切なのは、最初に良い点をあげるということ。
良い点をあげていくと、モチベーションがあがり前向きに考えることができます。
これが逆だと、、、最初にズーンと沈んじゃいますよね。。。
良い点をあげて、気分を高めた後で、課題になった点を見ると素直に見ることができます。そして、良い点、課題だった点を踏まえて、次はどうしようかと考えていくのです。
反省会から振り返り会へ
冒頭で「反省会」という名前だからついつい「反省しちゃう」ということを書きましたが、名前もとっても大事です。
「反省会」ではなくって、「振り返り会」「フィードバック会」というような名前で開催することをおすすめします。
いかがでしたでしょうか
あなたは、何かをやったときに振り返った後で気分が沈み込むことはありませんか?それは良かった点を見ていない、もしくは過小評価している、というのが原因の可能性もあります。
ぜひ、良い点にフォーカスしてみましょう。きっと光が見えてきますよ!
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
昨日は家族DAYで夜まで出歩いていたため、遅めの就寝でした。それにもかかわらず、ラジオ体操カードを持って元気に出ていく子どもたち。頑張るなぁって思っていたら、帰ってからはゴロゴロとしていました。どうやら、ラジオ体操のスタンプを押してもらいたくって頑張っていたみたいです。