(Photo by Quino Al on Unsplash)
今日はコーチングの勉強をしていたのですが、そのときに思ったのが、お互いを知ることの大事さです。
前段で心の距離を縮める
90分間もの間、はじめましての人と話をします。
この勉強は今回で2回目だったのですが、前回はズタボロでした。でも、今日は90分間ミッチリと話をすることができましたし、終わったあとに充実感がありました。
違いを改めて振り返ってみると、とても些細なことが影響していたように思うんです。
それは、最初に自己紹介をするということです。
とても些細なことですね。
けれど、これがあとあとまで引きずる大きな要素だったりするんです。
前回と今回とで、やることはコーチングの練習ということで、30分間を目標達成に向けての話をするということそのものは変わりません。
今回は自己紹介で場が温まったあとにスタートしました。そのおかげでお互い心の距離感が縮まっているためか、スムーズに話をすることができましたし、オープンに話ができたのです。
いっぽう、前回はそんな自己紹介もしない状態でスタートをしました。話していても距離が遠く、話が深まらなかったのです。
営業活動の前段
以前勤めていた会社では、私はWEB制作の営業活動をすることもありました。
はじめてお会いする人たちの会社のことを知り、制作をしていくわけです。
商談の場で最初から単刀直入に商品を買ってくださいと言っても、買ってくれるわけがありません。
まずは「今日は熱いですねー」という会話からはじまり、場を和ませて少しずつ本題へと入っていくのです。
前段の当たり障りのない会話から、先方のコミュニケーションスタイルを感じ取ることで、本題に入った場合でも対処の仕方を柔軟に変更することができるのです。
決断を早く求める人には結論から入って歯切れよく会話を進めようというように。
会議なども工夫
私の勤める会社の会議は目的のことだけを話していくというスタイルが多かったりします。
ときには意見の食い違いだったり、歩み寄れなかったりすることもあるのですが、それは相手との関係性ができていないからなのかもしれません。
会議で話すことの前に少しだけ雑談をはさむことで、その後の進行が変わってくるというのがありそうなので試してみようと思いました。
仕事の多くはコミュニケーションでできています。
もしあなたの仕事が思うようにうまくいっていないことがあった場合に、もしかしたらちょっとした雑談を取り入れてみるとうまくことが運ぶかもしれませんよ。
編集後記
今日は自宅で久々に多くの時間を過ごしました。3件のコーチングセッションを行い、自分としての気づきもありましたし、お相手の方にも気づきを得ていただく充実な時間となりました。