仕事もプライベートも、現代人はやることがありすぎて日々戦争状態ですよね。
よくあるタスク管理では、やることをすべて一覧に並べて優先順位をつけて実行ということが書かれています。
たしかに、それが合理的ではあると思うのですが、やることリストが溜まってくると、優先順位そのものをつけるのに苦労します。
一日24時間の中で、何をどのように処理するのかは自由なわけですが、自由すぎるとまた、優先順位の高いものをどこにあてはめるのかもパズルのようになってしまいます。
そこで、おすすめなのが、時間割をつくることです。
小学生時代に誰もが馴染みのあるあの時間割です。
小学生は国語、算数、理科、社会、体育、家庭科、図工、道徳、最近だと英語なども。いやぁ、たくさんのことをやっていますよね。
小学生もいろんな子たちがいます。しかも何十人も1クラスにいるわけです。
その子どもたちを先生は誘導しながら1年間のカリキュラムをこなすわけです。
毎日、何を、どのぐらいやっても自由!だけど、たーくさんやることがあるよ、という感じだと、先生も大変ですよね。
けれど、月曜日の1時間目は国語、2時間目は算数というように、あらかじめ何をやるかが決められていると、毎回考える必要はないし、国語なら国語の枠で考えることができるわけです。
国語でやることはこれだけ。一週間のうちに使える時間はこれだけ。となると、どの順番に何をどれぐらいやるといいのかって国語の世界だけで考えることができるんです。予め決められた箱の中でやるので、時間が足りないこともあります。よく年度末になると、教科書の最後は各自読んでおくようにってなっていたように(笑)
実はこの発想は大人にも使えると思うんです。
国語、算数、理科、社会に変わるものとして、
自分の学びを強化したいジャンルを決めて、その中でやりくりをしていくんです。
社会人で会社員の方だと、平日の昼間をつかうことができないとして、平日の会社にいる時間以外と休日に箱をつくってしまうイメージです。
たとえば、朝の通勤時間はAジャンルの時間、夜の時間はBジャンルの時間というように。
あらかじめ箱をつくっておくと、いつ何をやるかは、その時点で決まってきます。そうすれば、時間がきたらそれを処理するという形にしておけば少しずつでも前進していくことができるわけです。
たとえば、ぼくの場合であれば、平日の朝6:30から7:00までの間は、習慣化事務局のPC作業をするというように決めています。
そうすることで、仮に残業で時間がとれないときでも、通勤時間という時間はあるわけなので、30分は確保することができるんです。
そういった時間割を実際につくっていき可視化すると、一週間のうちで何をどれぐらいやっているのかが明確になります。
コツは、あまり種類を増やさないことと、なんでも枠を設けることです。
さて、今日も朝がやってきました。
今日はどんなことが起こるでしょうか。
楽しみましょう!