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読むと実践するの橋渡しとしての「まとめる」行為

(Photo by Fabio Comparelli on Unsplash)

本を読むけど、実践できないということはないでしょうか。

以前の私もそうでした。本を読むときは高揚感があるのですね。なんだか賢くなっている感があって。

けれど、本を読むだけでは日常生活に活かすことはなかなかできないのです。本で学んだことを日常生活の中に組み込み、実践して、ときには失敗して、そこから学び自分の中に吸収していくことが必要になります。

「本を読む」と「実践する」というまったく別の行為をするには、橋渡しをする必要があります。

「本を読む」→「○○する」→「実践する」

の「○○する」という部分です。

今日はその「○○する」についてとりあげます。

丸飲みはできない

本を読む行為。数ページぐらいであればいいのですが、ビジネス書であれば100ページを超えるものがほとんどですし、多い場合は数百ページに渡ることもしばしば。

本をただ読み進めるだけで、まるで本を丸飲みするような感じで脳に吸収できるかというと、残念ながらなかなかそうはなりません。

読み終わったーって思ったら、最初のことを覚えていなかったり。

自分でまとめる

そこで、自分でまとめることをおすすめします。

メモ帳でも、スマホメモでもいいですし、時には本にラクガキする感じで自分の頭を補うのもいいです。

後で見返したときに、全容が把握でき、かつ自分のアクションに落とし込めればいいですので。

大事なのは、本で書かれたことをそのまま書くのではなく、自分なりに「これはこういうことだよね」って要約する形で書いていくほうが、理解できますしそれだけ記憶に残りやすいです。

具体的な行動を書く

自分でまとめるときの途中でも、最後でも「これやってみよ」って思ったことは書き出しておきます。書き出せないときは、本を読もうと思った動機に立ち返ってみます。本を読むというのは娯楽で読むのは別として、何かの課題があり、その課題の解決策を知りたいためというのであれば、その課題を解決するための行動を書くのです。

どんな小さなことでも大丈夫です。少なくとも、本を読む前よりは、小さなことでも自分を変えることで、課題の解決へと歩みを進められますので。

紙一枚がベスト

まとめるという行為もいろんなやりかたがあるわけですが、私の経験からは紙一枚でまとめるのがベストです。

その紙の中にはできれば、図やイラストなども加えておくと、あとで見返すときに便利ですし、仮に誰かに教えるというシーンにたったときにも役にたちます。

本一冊の内容を削ぎ落として、削ぎ落として、エッセンだけを抽出し、文字だけではなく絵も加えてシンプルにしておくのです。

紙一枚だと見返すのも楽です。


いかがでしたでしょうか。

もしあなたが、本を読んでもぜんぜん日常に活かせていないということでしたら、上記のことをためしてみてくださいね。

 

それでは、今日も楽しみましょう!

編集後記

今朝起きてから庭を覗くと、先日植えた大豆の芽が出ていました。まだ一週間も経っていないのですが、成長が早くてビックリです。土から緑色のかわいらしい芽が出ているところを見て、可愛い中にも力強さがあり、これからの成長がますます楽しみになりました。