(Photo by John Moeses Bauan on Unsplash)
今日は自分自身の転機について考える機会がありました。
「今はいろんな活動をしてるけど、何がきっかけだったの?」
という一つの質問から考えていったんです。
その中で見えてきたのが、
外的要因の影響の大きさが、
自分自身の人生を変えていることを感じました。
会社の倒産
とても大きかったのが、会社の倒産です。
ちょうど10年ほど前にリーマンショックの影響を受けて勤めていたWEB制作会社が倒産しました。
職を探そうにも名古屋界隈はWEB関連の会社はどこも採用をしておらず、関東や関西の会社も視野に入れて転職活動をしたところ、関東の会社に出会い転職をしたのです。
ちょうど下の子が妻のお腹の中にできたタイミングでしたので、見ず知らずの関東に行くという決断はとてもハードルが高かったです。
妻に、子どもたちに、親に感謝しながらの大移動でした。
実は倒産前から、マンネリ感やあらゆる不満があったのですが、なかなか行動に移せなかったのは危機感が薄かったからなのかもしれません。
働きすぎでダウン
5年ほど前に、WEBリニューアルの大きなプロジェクトの中心メンバーになりました。
選ばれたのは跳び上がるほどにうれしく、チャンスだ!という気持ちで心を占めていました。
けれど、あまりにも忙しく、深夜まで働いても、休日に働いても、早出をしても仕事は終わらず、むしろ増える一方。
さらに、そんな状況の中で、もう一つ大きなプロジェクトの取りまとめをやることになったのです。部下は無し。プロジェクトメンバーの中で社歴は一番浅い。
上司からは「そんなに負担ない仕事だし、お前しかいないから頑張れ」と言われ、引き受けたのです。
確かに最初は負担はなかったけれど、それはまだやることが見えていなかったからでした。時間が過ぎていくごとにやることが増え、ついには眠れない日が出るようになりました。
長期の休みであれば眠れるけれど、会社に行く日になると一睡もできず、さらには手のしびれも出るようになったのです。
さすがにこの状況は恐ろしくなり、上司に相談して、プロジェクトをおろしてもらうことにしました。
大きな挫折でした。
会社から帰るバスの中で、こらえきれず涙を流したのを覚えています。
自己嫌悪と、悔しさと、そして肩の荷がおりた安堵の気持ちが複雑に入り交じっていました。
そして、そこで出会ったのが、我が習慣化の師匠の本です。「これは自分のために書かれた本だ」と思うほどに、一冊、また一冊と手に取りむさぼるように読み、実践したのを覚えています。
もし、
プロジェクトで挫折経験をしていなければ、複業をやっていなかったでしょうし、ブログも書いていなかったでしょう。
会社の経営統合
会社のもう一つの大きなできごとが経営統合でした。
2つの会社が1つになるのですから、いろんなことが起こります。
どちらかというと吸収された側なので、文化も仕事のやり方も変わりました。上司も変われば、自分の立場も変わり、仕事自体も変わりました。抱く印象はどちらかというとネガティブな印象が強かったです。
倒産も以前に経験していますし、経営統合も経験しました。
いつなんどき、自分の会社がどうなるかわからないという強い危機感を抱き、何かしらの行動に移さないとまずいと考えました。
そして、習慣化の学校に飛び込んだのです。
習慣化の学校に入ってからは、自分自身を探求し、複業活動を開始し、ブログもやり、今年はMY田んぼの経験にコーチングの勉強。
来年は大学での勉強をすることになりました。
■外的影響があるから動ける
上記3つは、ぼくの中では大きく変化したできごとでした。
そのどれもが外的要因が関わっています。
それも、ポジティブではなく、とてもネガティブなものです。
つい、ネガティブなことがあると、嫌な気分に苛まれますが、ネガティブなことがあるからこそ、自分自身を行動に駆り立てますし、行動するから新たな道が生まれるとも思うんです。
そう考えると、ネガティブなことも、意外と自分にとっては長期で見ればとても大事なできごとなんだなって感じます。
いかがでしたでしょうか。
あなたにはどんな外的要因がありますか?もし今大変な時期だとしても、自分自身で行動すればきっと何か道が見えてくると思います。
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今朝もシェアオフィスで複業活動をしてから出社しました。夜は習慣化の学校の個別相談を行い、いろんなお話をさせていただきました。