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「なんで、言ったのにやらないの?」
こんな会話にあなたは出くわしたことはないでしょうか。
ボクはよくあります。
直接的にも、間接的にも。
言う立場のときもあれば、
言われる立場のときも。
DMは3回送れ
先月からマーケティングの勉強を本格的にはじめたのですが、
その中の事例でたびたび出てくるのが、
お客様にDMを送るときは
同じものを複数回送りましょう、
ということです。
まったく同じDMを
3回送って3回目で反応あるというケースはざらにあります。
ボクも会社の中で
メール販促やSNS配信をしていたときがあるのですが、
お客様は意外と見てないんですよね。
でも、
そんなものだと思います。
反応しないのは…
反応しない理由は色々と個々の理由はあるでしょうが、
ひとつはなんといっても
情報爆発ということです。
ボク自身も
毎日100通以上のメールが
会社にもプライベートにも届きます。
もちろん、
自動振り分けをしたりと工夫はしていつつも
あれよあれよと溜まっていくんですね。
一週間後に開くというケースはよくありますし、
ひどいときは
数ヶ月前のものを開封して、
「こんなイベントがあったのか!」
と後悔したこともしばしば。
そんな状況なので、
意外と見てないです。
というか、
見れないです。
情報爆発とは別の話もありますが、
家庭内で
家族から○○やっておいて、
って言われること。
あれもできないんですよね。
やりたくない
というわけではないけど、
言われたときは
後でやるよ、
と言うんですが、
すっかりと忘れてしまうんですよね。
ボクの場合は、
仕事のことはほぼ忘れません。
メモ魔のように常にメモっていますので。
でも、
家庭のことは
メモらないんですね。
このぐらいなら大丈夫って思って、
そのまま忘れるという感じです…。
ましてや、
誰かと明確に約束をしているわけでもないDMやメールはそれ以上にめもりません。
見る時間は1秒未満なんてのもざらです。
配信の工夫
なので、
3回ぐらい送るのは理にかなっているわけです。
ただ、
同じ情報をそのまま送るのは、
DMであればそこまで違和感がないのかもしれませんが、
配信する媒体によっては違和感の出るものもあります。
たとえば、
メールなど。
そんなときは、
文面をそのまま送るのではなく、
角度を変えて送るのがいいです。
これがいいのは、
前回見た人も、角度を変えたことによって
興味をいだいてくれることもあるからです。
同じことを最終的には伝えたいという場合にも、
相手の置かれた状況にフィットするような形で投げかけをすることで、
「えっ?私のことを言ってるの?」って思ってもらえるわけなんです。
会話の工夫
会話でも同様です。
言った言わない
を防ぐためには、
伝える側は、
相手に伝わったかを意識するのが大事なポイントです。
口頭で言ったことをあえてメールで補足的に送る。
〆切のあるものであれば、
そっとフォローメールなどを送るというのも有効でしょう。
会議などで会うときは、
ひと言話すのも効果的です。
コミュニケーションのやりかたはそれぞれですが、
相手は一度では伝わらない
ということを前提に
コミュニケーションのやりかたを工夫することで
イライラすることも減ります。
(もちろん、自分が受けてのときはちゃんと話を聴くことも大事なんですけどね)
同じことを言ってみる。
単純ですが、効果は意外と大きいです。
相手にうまく伝わらないときに、ぜひ試してみてくださいね!
編集後記
今日は会社の休みをいただき、複業活動に専念しました。朝7時台からみっちりと打ち合わせをし、今後の自分自身の大きな方向性を決める有意義な時間となりました。