(Photo by Martin Sanchez on Unsplash)
今年の7月から始めた研修講師(トレーナー)ですが、早いもので第9回目が昨日ありました。
現状は研修講師の見習い期間中のため、研修が終わった後にトレーナー会があり、そこで講師としての振り返りを行っています。
その振り返りの中では、ベテラン講師から良かった点や改善したほうが良い点をストレートに言ってもらえるのでとても学びになっているのですが、その中で私の心に響いたことを今日は紹介します。
それは、
成長するためには、失敗体験と成功体験が大事だということです。
現在私が教えている研修は合格率40%目標に設定しているような内容のものです。
つまり、めちゃ講師が頑張って教えて10人に4人受かるかどうかというものなんです。
私の周りにも現在受講している人が何名もいて、「できない、むずい」なんて悲鳴のような叫びが聞こえてくることもしばしば…。
人は「できない」「難しい」って思った瞬間に、心理的な抵抗が生まれ、行動ができなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
ですので、「できない」「難しい」っていう気持ちを持たないように、成功体験が必要になってくるのです。
「できない」「難しい」から、「できる」「意外とかんたん」というように。
そのためには、講義の進め方や、宿題のフィードバックの仕方も工夫しながら、自分はできるんだよって本人に思ってもらう必要があるんです。
「できる」「意外とかんたん」って思えると自信がつき、前向きになり、行動して成功体験を積み重ねていくとどんどんと楽しくなっていきますよね。
けれど、人は「できる」「意外とかんたん」って思いすぎると今度は逆に行動しなくなります。
自信過剰になってしまうのです。自分はもうできるから学ばなくたっていいや、って行動しなくなってしまうんですね…。
それでいい具合に進めば良いのですが、残念ながらそんなにテストは簡単なものではないので、わかったつもりで挑めども実際にはできないため不合格になってしまうのです。
だから、自分はできない部分もあると気づける失敗体験をしてもらうことで、行動に再び火をつけることができるのです。
順番はとても大事です。
成功体験の後の失敗体験なんです。
これが逆だと最初から「自分はどうせダメだから」って思ってしまいますので。
成功体験と失敗体験の両方を持つ。
あなたは何に適用しますか?
それでは、今日も楽しみましょう!
編集後記
今日も朝からウォーキングをしました。朝焼けや雲を見ながらその美しさに一人感動しました。夜は1件セッションを行い、ブログについていろんなお話しをしました。またセッション相手のYさんからは超かっこいい文具を見せていただき、私自身心がときめきました。Yさんありがとうございます!