(Photo by Bill Oxford on Unsplash)
何かの課題があったときに、
モデルで考えると、
対応策が見えてきます。
モデルで考える
たとえば、
先週会社でトラブルがあったときに
表現したのが
事象←手法←人(組織)
です。
トラブル(事象)があったときに、
誰か(人)が
何かしらの手法をとって
対処します。
トラブルのときは
当然のことながら、
それが起きないように打ち手を施します。
そのときに、
やみくもに打ち手を出すのは
よくはないですし、
いっぽうで
どうすればいいのかと
途方にくれるのもよくはありません。
そんなときに、
モデルで考えると
策が見えてきます。
事象←手法←人(組織)
この3つの流れ
ひとつひとつに対して
策を考えるのです。
事象フォーカス
今回はトラブルなので、トラブルの頻度を減らすまたはトラブルの重大度をおさえるというようなことが考えられます。
トラブルの頻度をおさえるにはどうすればいいか
トラブルの重大度をおさえるにはどうすればいいか
という視点で見るとアイデアが浮かんできます。
頻度であれば、トラブルを誘発する原因を特定し、頻度を抑えます。
たとえばシステムトラブルであれば、事前にトラブルになりそうな芽があったらそれを検知するツールをつくるなどです。
手法フォーカス
トラブルシューティングする手法について、さらに効率的な手法、効果的な手法はないかと考えられます。
なんとなくいつも対応しているもの、それが長い期間つづくと、当たり前化してしまうのですが、その手法がベストだとも限りません。
手法という軸で見ることで、改めてさらに良い策はないかという視点で見ることができます。
人フォーカス
トラブルを対応する人にフォーカスをします。
たとえば、対応できる人を増やす、対応できる人のスキルをUPする、という手法が考えられます。
対応できる人を増やすという軸で考えると、対応する作業を標準化することで専門スキルのない人でも対応できるようになります。
今回のように何かが起こったときに、モデルで考えると策が見えてきたりしますし、一度モデルをつくると汎用的に使い回せるため次回以降に同様のことがあったときに役に立ちます。
あなたはどんなモデルをつくりますか?
編集後記
今朝は通勤するときに桜並木の下をとおりました。気候も温かくちょうど見頃でした。コロナウィルスが大変な状況にある中で心がホッとしました。